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「(不倫騒動については)本人から聞きました。娘に対する私の教育が至らなかったということは痛感しています」

 

言葉を選びながら、ポツリポツリと語ったのは、タレント・高橋由美子(44)の父。3月15日、『週刊文春』に妻子ある飲食店経営者との“ラブホテル不倫”を報じられた高橋。同誌の直撃取材に対して泥酔しながら「アタシ、もっと色々やってっから!」と答える映像は、“20世紀最後のアイドル”とも呼ばれていたころの姿からはかけ離れたものだった。

 

「最近はバラエティ番組などで“酔っ払いキャラ”としてのオファーも増えていましたが、この不倫報道で仕事も消えてしまいました。4月30日には所属事務所との契約も終了。これは事実上の解雇ですね」(芸能関係者)

 

本誌が埼玉県に住む高橋の両親を取材したのは、契約満了の2日後のこと。父の目元は、どことなく高橋に似ていた。

 

――所属事務所を辞めることは聞いていましたか?

 

「はい、社長さんと色々相談したそうです。ただ仕事も、全然なくなってしまったそうですからね……。娘も大人です。もう私たちが怒ったりすることはないですよ。でも『悔いのないような人生をおくりなさい』とは、言いました」

 

高橋は昨年のインタビューで、毎晩のように酒を飲んで“午前様”だったために、実家から追放されてしまったことを明かしている。

 

――話題になった(文春の)映像でも泥酔していましたが、お酒に関する注意はしなかったのですか?

 

「酒というものは間違いを起こしやすいから気をつけなさい、と言いました。でも、私もお酒は大好きなもので(苦笑)。いまは娘と晩酌するのが楽しみになっています」

 

実は騒動後、高橋はかつて追放処分を受けた実家にひきこもっていたのだ。

 

――不倫していた男性とは別れたのでしょうか?

 

「それは聞いていません……。今後の芸能活動ですか? いまは気持ちを整理するので精一杯じゃないですか。引退は考えていないようです。本人にそのことを聞いたら、『できればもう少し(芸能界で)やってみたい』と言っていました」

 

記者と父のやりとりを静かに聞いていた、母がここで口を開いた。

 

「かなり痩せてしまいました。元気もないしモノも食べられませんから、無理やり食べさせてはいるのですが。世間に迷惑をかけたわけですから、仕方ないのでしょうが……」

 

“不倫相手”の妻は、高橋に慰謝料を求める訴訟を検討しているという。引退はしたくないという高橋だが、復帰までにはかなりの時間が必要になりそうだ。

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