以前、わたしたち夫婦は、神奈川県川崎市にある3LDKのマンションで暮らしていました。
原発事故のあと、節電意識が高まって、どんどん知恵を身につけていったサトウ家。
節電ノウハウを得てからは、一カ月の電氣料金が約3000円で過ごせるように。
3000円を切って2000円代のときもあり、そのときは思わずガッツポーズ(笑)
かといって、むやみやたらに節電をすると苦になって長続きしません。
節電にはポイントがあるのです。
電氣の性格やキャラクターがあることを知って、その特性をうまくつかみ、手のひらで転がせられるようになったときから、節電のおもしろさと節約の醍醐味を味わえるようになりました。
今日はそのワザをご紹介します。
おカネの節約に直結しますので、来月の電氣料金明細が届くのが楽しみになるかもしれません♪
その① アンペアダウンをしよう!
月々の電氣料金の「基本料金」は、契約アンペアに応じて決まっています。
みなさんのお家は何アンペアで生活されていらっしゃいますか?
電氣料金明細にも書いてありますが、今すぐ知りたい方は分電盤を開いてみるとわかります。
たとえば東京電力の基本料金の場合…
60アンペアですと、およそ1700円。
40アンペアですと、およそ1100円。
20アンペアですと、およそ550円。
わたしたちは20アンペアで生活していました。
ブレーカーが落ちたことは一回だけ。
不便だと思ったことは特にありません。
少ないアンペアにしておくことで、節電意識が自然と高まります。
おカネを浮かせながら節電体質になっていくという一石二鳥のオススメ方法です!
ちなみに、アンペアダウンを希望する場合は電力会社に電話をして日程を決めます。
担当者が自宅に来てくれて、10分ほど作業をして終了。
特におカネもかかりませんので、ぜひアンペアダウン依頼の電話をしましょう♪
その② 家電は省エネ製品を使おう!
消費電力の少ない家電製品を使うことはとても重要です。
その中でも冷蔵庫、エアコン、照明は省エネ製品だといいですね。
特に省エネが進んだのが冷蔵庫です。
10年前の冷蔵庫と比較すると、最新の冷蔵庫は消費電力が約60%削減されています。
なんと最新の冷蔵庫33台分が10年前の冷蔵庫1台分というほど、昔のものは電力を大量消費します。
買い替えの時期が来たらチャンスです!
我が家はLEDと白熱球を両方使っているのですが、白熱球の電力消費量の凄さに驚きます。
30分ほど点けていただけで、蓄電量がみるみる減っていくのです。
やはりLEDの省エネ力は素晴らしいです!
電力消費の少ないアイテムをなるべく使うことは、節電生活の大きな土台となります。
その③ 温め・暖め系の家電製品は、なるべく使用しないようにしよう!
電氣は熱を生みだすのが大の苦手。
熱をつくるにはたくさんの電氣を消費するからです。
例えば、電氣ポット、エアコン、電氣ストーブ、炊飯器、洗濯乾燥機、電子レンジ、オーブントースター、便座ヒーター、ヘアドライヤーなど。
中でも長時間温め続けている便座ヒーターは、冷蔵庫、エアコン、テレビに続く電氣食いの代表選手!
ぜひ、便座ヒーターをオフにしてみてください。
翌月の電氣料金が下がるはずです。
でも冷たい便座に座るのはなかなか辛いので、温かいカバーをかけてくださいね(笑)
それでもイヤだという方は、必ず便座のフタを閉めるようにしてください。
これだけでも15%の節電になるそうです。
電子レンジではなく蒸し器でご飯やおかずを温める方法や、炊飯器ではなく土鍋でご飯を炊くことや、洗濯乾燥機を使わないことは第8灯でご紹介しましたので、合わせてぜひご覧ください。