「純愛三部作」累計70万部のベストセラー、新堂冬樹原作の純愛小説「忘れ雪」(角川書店)の実写化が決定し、3月14日より東京都内にてクランクインした。
両親を事故で亡くした深雪は、ある日公園で傷ついた子犬を見つけ、母の言葉を思い出す―「忘れ雪に願いをかければ完らず叶うんだって…」
奇跡のように深雪の前に現れ、子犬を助けてくれる少年テオ。深雪より5つ年上のテオと深雪はやがて結婚しようと誓い合うが、深雪が京都の叔父のもとに引き取られることになり、別れが訪れる。7年後東京に戻った深雪はテオと偶然再会するが、二人の背後に隠された大きな陰謀によって、すれ違う2人の切ない純愛。そして美しくも哀しい再会を果たす二人に忘れ雪が降り落ちる……。
主演は、アジアNo.1野獣アイドルと呼ばれる韓国出身グループ2PMのメンバーとして日本でも人気のチャンソン、今作が日本映画初出演。ヒロインには、原作者・新堂冬樹の熱いラブコールのもと、女優・モデルとして活躍し、『ツナグ』(2012/平川雄一朗監督)『偉大なる、しゅららぼん』(2014/水落豊監督)、そして待機作にヒロインとして出演する『天の茶助』(2015/SABU監督)などの話題作への出演で注目度急上昇中のホリプロ所属、大野いとが大抜擢された。
メガホンを撮ったのは、『初雪の恋 ヴァージン・スノー』(2007)『愛の言葉』(2014)などで男女のピュアな恋愛模様を繊細に描いたハン・サンヒ監督。本作でも原作の繊細な描写と深雪に降りかかる事件というサスペンス要素のコラボレーションをディテールの細かな演出で描ききる映像に期待が集まっている。
<ストーリー>
小学6年生の時、両親を事故で亡くした深雪は、ある日公園で傷ついた子犬を見つける。助けたいがなすすべなくうろたえた深雪は、ある言葉を思い出す―「忘れ雪ってね、願い事をすれば叶うんだよ」と。まるで奇跡のように、深雪の前に優しい少年が現れ、子犬を助けてくれた少年の名はテオ。韓国からの留学生で、深雪より5つ年上の高校生、そして公園の近くにある桜木動物病院院長の息子である。助けられた子犬をクロスと名付け、育て始める深雪。孤独な少女の心にあたたかい光が差し込み始めたが、幸福な時間もつかの間、深雪は京都に住む叔父のもとに引き取られることになる。別れの日、7年後の3月15日の同じ時間、同じ公園でまた会うこと、その時は結婚しようと誓い、別れるテオと深雪。7年後、美しい大人の女性となって戻って来た深雪は、約束の日、約束の場所に行くが、テオは現れなかった――。それから1年後、クロスが深雪とテオを再び引き寄せる。しかし、テオは深雪が8年前に会った少女だとは気づかない様子だった。再び出会ったテオと深雪は、男と女として、お互い惹かれあっていくが、深雪には婚約者がいて・・・。
<コメント>
チャンソン(テオ役)コメント
素敵なシナリオと素晴らしい監督、大野いとさんをはじめとする役者みなさんと一緒に演技ができ光栄です!今回の作品を通してたくさんのことを学び感じることができて嬉しいです。素敵な作品になると思います!原作のあるこの映画を楽しみにしているみなさんに満足いただけるように頑張ります!
大野いと(深雪役)コメント
私が演じる深雪は、一途に一人の人を想い続ける純粋な女性です。私自身にはこんな経験はありませんが、誰かを思いながら頑張る姿には、とても共感できますし、憧れを感じます。ひたむきな深雪の姿が、見てくださる方々に伝わるように精一杯頑張りたいと思います。
■出演/チャンソン (2PM)、大野いと、ほか
■原作/新堂冬樹「忘れ雪」(角川書店)
■監督/ハン・サンヒ(『初雪の恋 ヴァージン・スノー』『愛の言葉』)
■制作協力/エクセレントフィルムズ
■製作総指揮/宮崎恭一
■公式サイト http://wasureyuki.com/