長澤まさみ(31)主演のフジテレビ系月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」が映画化されると、4日放送の第9話の最後に発表された。
同ドラマは信用詐欺師のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が壮大かつ奇想天外な計画で大金をだましとる痛快コメディー作品。脚本は「リーガルハイ」シリーズで知られる古沢良太氏(44)が手がけたオリジナル作品だ。
「低迷続きの月9だけに、古沢氏の手腕にフジの幹部も期待していました。しかし視聴率は第8話まで初回の9.4%が最高で、2ケタ超えならず。ところが長澤さんのコスプレや副音声の放送、毎回名作アニメやドラマのセリフを登場させるなどしてネット上で話題になっています。もともと映画化ありきだったので発表タイミングを待っていたようですが、第9話視聴率はこれまで最高の9.5%。映画化に勢いをつけるためにも、11日放送の最終回は2ケタを超えたいところです」(芸能記者)
とはいえ、同ドラマの映画化はなかなかの賭けになりそうだというのだ。
「ここ数年フジのドラマで映画化したのは『昼顔』『信長協奏曲』、そして公開を控えた『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』など。いずれもドラマが当たったものばかりで映画もヒットしました。『コンフィデンスマンJP』は決してドラマとして当たったとはいえません。もしそれで映画が当たれば、“下剋上”ともいえる快挙。今後、ドラマを映画化しやすくなるでしょう」(映画業界関係者)
いろんな意味で「コンフィデンスマンJP」の映画版が期待されそうだ。