台風の影響で品薄となったゴーヤー=12日、那覇市内のスーパー 画像を見る

 

台風7、8号が相次いで沖縄に襲来した影響で青果が品薄状態となり値上がりしている。特に県産夏野菜の代名詞「ヘチマ」「オクラ」「ゴーヤー」に影響が出ており、小売り価格は高い店舗で台風前の約2倍になった。入荷できない店舗もあり、県民生活を直撃している。

 

県中央卸売市場の沖縄協同青果の担当者によると、オクラは台風前に3トン近くあった入荷が3分の1に減少し、卸値は1キロ当たり500円が1・7倍の860円前後にまで上昇した。ヘチマは7~8トンあった入荷が1~2トンに減り、1キロ150円が250円に。ゴーヤーも20トンの入荷が8トンほどに減っていて、1キロ200円が350円ほどになった。県産野菜は小松菜、カラシナの出荷も減少傾向にあり、今後価格に大きな影響が予想される。

 

影響は小売り店でも出ている。県内各スーパーでは価格が2倍になったり、入荷自体も少なくなったりしている。一方、価格に転嫁せずに赤字覚悟で販売したり、県外産で補完を計画し価格上昇を最小限に抑えたりするスーパーもある。いずれのスーパー担当者も台風の影響で野菜の生育が良くなく、色や形が悪くなっていると指摘している。

 

また、現時点で影響は出ていないものの、西日本の豪雨被害でタマネギやニンジンなどが産地によって品薄となっている。
(仲村良太)

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