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古代ギリシャ・ローマとルネサンスに追求された男性美、筋肉美を堪能できる「ミケランジェロと理想の身体」展(東京・上野の国立西洋美術館にて9月24日まで)。その公式キャラクターとして人気を博しているのが、ミケランジェロ爺さん(通称・ミケ爺)の弟子「ミケニャンジェロ(通称・ミケにゃん)」だ。

 

一生懸命に作品を彫る姿がニャンともかわいいミケにゃんの生みの親は、本誌連載「ラガーにゃん」でおなじみの漫画家・そにしけんじ先生。そこで、その誕生秘話を聞いた。

 

「『ミケランジェロと理想の身体』展が略して『ミケ展』と呼ばれていたことから、猫を使ったキャラクターを作ってほしいと依頼されました。すぐに“ミケランジェロが飼っている猫”というイメージで『ミケニャンジェロ』というキャラの名前が浮かびました。猫種は“ミケにゃん”にちなんで三毛猫」

 

そにし先生はミケにゃんの設定をこう続ける。

 

「飼い主さんのまねをして見よう見まねで彫刻を作っているかもしれない。彫刻家なので、芸術家の証しであるベレー帽をかぶらせ、その作品名も本家の『ダヴィデ=アポロ』の猫バージョンということで“ニャヴィデ=ニャポロ”と命名してみました(笑)」

 

こうして誕生したミケにゃん&ミケ爺。芸術界最高の癒しのコンビはこの夏いちばんのかわいさです!

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