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いま、韓国で最も旬な俳優、ナム・ジュヒョク(24)が11月24日、初の日本ファンミーティングを開催。得意の歌を披露したり、客席に降りて直接ファンの質問を受けたりと、ファンにとってはプレミアムな1日となったようだ。

 

「こんなにたくさんの方々に来てくださって、うれしいと思うのと同時に、この瞬間がとても不思議な気持ちがしています。このような場で正式にお目にかかるのは初めてなので、うまくやらなきゃ!と緊張しています」

 

と話すジュヒョクだったが、本公演は見事な歌声で幕を開けた。バラエティ番組でも高い評判を得ているという歌唱力を披露し、場内は歓声と興奮に包まれた。

 

 

司会者いわく、「本番前、めちゃめちゃ緊張していた」というジュヒョクだったが、観客の温かい完成に手をふって応える余裕も見せた。さらに、客席から「チュッカヘヨ!」(韓国語で“おめでとう”の意味)とお祝いの言葉をかけられはにかんだ笑みをこぼした。

 

というのも、ジュヒョクはイベント前日の23日、「第39回青龍映画賞」の授賞式で新人男優賞を受賞したのだ。

 

ナム・ジュヒョクと言えば、身長188センチという恵まれたスタイルでファッションモデルとしてデビュー。数々のファッション誌やショーで活躍し、一流モデルの仲間入りを果たしたあと、’14年にテレビドラマ『インヨ姫』で俳優デビュー。若手俳優の登竜門と言われる“学校シリーズ”の新作『恋するジェネレーション Who are you―学校2015』で主演に抜擢され、『恋のゴールドメダル』『ハベクの新婦』で主役をつとめた。

 

9月に韓国で公開された映画『安市城(アンシソン)』の演技が高く評価されての受賞で、今年はほかにも、「アジア・スター・アワード 2018」「第2回 THE SEOUL AWARDS」「第38回韓国映画評論家協会賞」といった名誉ある授賞式の新人賞を次々と受賞、一気に若手のトップスターへと駆け上がった俳優のひとりだ。

 

そんな彼を温かく歓迎するファンを前に、今度はジュヒョクが「生ビール1つ、ハイボール3つお願いします」と日本語を披露。ジュヒョク本人は、覚えた日本語を披露しただけのようだが、これにはファンも大ウケ。この後のトークパートでもたびたび「ハイボール3つ」をご機嫌で入れてくるジュヒョクに「かわいい!」と歓声が飛んだ。

 

 

オープニングはやや緊張ぎみだったジュヒョクも、初のファンミーティングにちなみ“初めて”をテーマにした話題で徐々にトークもなめらかに。

 

前述の映画『安市城』を振り返る場面では、「本当に暑かったし、本当に寒かったし、本当に腰が痛くて、本当に馬にたくさん乗って、戦闘シーンをたくさん撮りました」と、“本当に”を強調して笑わせつつも、「うれしく感じる半面、今はいい意味でのプレッシャーを感じています」と、新人賞受賞の心境を語った。

 

続いて、〈ジュヒョクが選ぶドラマ名場面〉のコーナーは、過去の出演作品の名シーンを見ながら撮影中のエピソードを紹介。と、そのはずだったが……。

 

「3年か、4年前に撮られたものなので、正直、なにも覚えてなくて……。僕、次の作品に向かうとすぐに忘れてしまうんですよ(笑)。」

 

“もしや、天然?”な素顔を見せるひと幕も。お着替えタイムの前の挨拶ではさらに、想定外の“ネタバレ”で笑いを誘った。

 

実は、衣装替えの後に再び登場する際、サプライズで歌唱コーナーに突入する段取りなっていたが、退場前に「これからまた歌います」とバラしてしまったジュヒョク。しかも、「それではサプライズにならないですよ!」とあわてる司会者を横目に、ノリノリで歌の説明を続けた。

 

 

「この歌はとても難しい歌で、高音パートで倒れるかもしれません。リハーサルのとき倒れました。いま、僕自身どっぷりハマっている歌なのでみなさんに聴いていただきたい」

 

その言葉どおり高音パートを感情豊かに熱唱すると、ファンからの質問コーナーへ突入。事前に募ったファンの質問に答えるジュヒョクは、それまでのユニークな一面から一変、役者としてのプロ意識を垣間見せたのだ。

 

「セリフは事前に頭に入れるので、本番でNGはほとんどありません。でも、わざと出すときもあります。それはもう一度演じたいときに」

 

質問のコーナーの後半は、「もっとファンの人と交流を深めたい」というジュヒョクが急遽、会場のファンからの質問に回答するファンサービスも。

 

「後ろの方はあまり見えなかったと思うので」

 

会場の最後列へと駆け寄るジュヒョクに歓声が飛んだ。

 

その後も、クイズコーナーの勝利者にはジュヒョク本人からのプレゼント贈呈や、ドラマのシーンの再現をファンと行うなど、ファンとのコミュニケーションを図り、盛り上がりも最高潮に。クライマックスは、初めてのファンミーティングについての感想を語るジュヒョクの“もっと”が観客の感動を呼んだ。

 

「みなさんともっとたくさんの時間を過ごせればいいのに。もっと多くのことをお見せできたらよかったのに。もっとたくさん触れ合えたらよかったのに……。至らなかったと思うことがたくさんあります。こんなに愛してくださって感謝でいっぱいです。これからもっと頻繁に会いにきたいと思います」

 

そしてラストは、この日ジュヒョクが何回も口にした「アイシテルヨ」の気持ちを歌で表現。尾崎豊の『I LOVE YOU』を感情豊かに歌い上げ、途中、日本語の歌詞を披露した。

 

「次回は全部日本語で歌います」と宣言したジュヒョク。来年3月に大阪でのファンミーティング開催も決定している。若きスターの再来日が待ち遠しい!

 

 

【INFORMATION】

ナム・ジュヒョク 大阪ファンミーティング決定!

公演タイトル:NAM JOO HYUK FAN MEETING 2019
日時:2019年3月17日(日)
会場:大阪府・堂島リバーフオーラム(大阪府大阪市福島区福島1-1-17)
開場/開演:<1回目公演>14時30分/15時00分 <2回目公演>18時30分/19時00分
チケット情報 :https://joohyuk.jp

 

ナム・ジュヒョク オフィシャルファンサイト
https://joohyuk.jp

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