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昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(71)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の蛭子が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「彼はすごく面倒くさがりで、デートはいつもイオン(ショッピングセンター)です。いろんなところで大好きな彼との思い出をつくりたいです。出不精の彼を変えられますか?」(ノルーさん・21・学生・群馬県)

 

【A】「『女性自身』60周年? オレは51年間、ボートレースに負け続けている」(蛭子能収)

 

本心も言えないのに大好きなんですね、うへへへ。この男は、優しく甘えるように「私の言うこと聞いてよ」とお願いしても、そう簡単には変わらないと思いますよ。だったら、一度怒ってみたらどうですかね。

 

オレは新婚旅行で佐賀県唐津市に行ったんですが、ボートレースがどうしてもやりたくて、2泊3日の間、3日続けて「ボートレースからつ」に行ったんです。最終日に、それまでしおらしかった女房が鬼の形相になって「なめとんのか、コラ」と怒鳴ってきました。

 

それから2人で出かけるときは、行き先は女房が決めます。神社ばかりでつまらなくてしょうがありません。本当にボートレースに行きたいです。

 

そういえば、この『女性自身』が、今回発売号で60年だそうです。でも、毎週、毎週出しているのは、もうかるからですよね。オレの場合は、毎週のように、負けて損をしているのに、51年間、ボートレースをし続けているんです。オレのほうがすごいと思いますけどね。

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