壁画を前にてだこの社員らと笑顔を見せるアルベルト城間さん(前列中央)=3日、浦添市当山の「てだこ」 画像を見る

 

【浦添】人気バンド「ディアマンテス」のボーカル・アルベルト城間さんが描いた壁画の除幕式が3日、沖縄県浦添市当山の不動産仲介業「てだこ」で開かれた。オレンジや黄色、青などを基調にした陽気な色使いで、通行人らを楽しませている。

 

てだこのオフィス外壁に描かれた壁画のデザインも城間さんが手掛けた。本格的な足場も組み、8、9月に約2週間かけて制作した。20年ほど前にペンキ屋でのアルバイト経験があるというトロンボーン奏者・真栄里英樹さんも協力した。

 

「目の保養に壁画を」と考えていた佐和田健二社長に、かねてから親交のあった城間さんが提案する形で実現した。佐和田社長は「待ち合わせ場所にでも使ってほしい」、城間さんは「人々の生活を太陽で照らすように楽しくできたら」と話した。

 

(長濱良起通信員)

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