スピッツの新曲「優しいあの子」が、4月1日から放送される広瀬すず(20)主演による朝の連続テレビ小説「なつぞら」(NHK総合)の主題歌に決まった。スピッツが朝ドラに楽曲を提供するのは、今回が初めてとなる。
NHKの公式ホームページでは2月19日、スピッツのボーカル・草野マサムネ(51)のコメントを公開。そのなかで草野は「記念すべき“朝ドラ”100作目、大好きだった『おしん』や『あまちゃん』のようにインストがいいのでは?とも考えましたが、今回は歌ありです」と明かした。さらに「ドラマタイトルが『なつぞら』なのに詞がかなり冬っぽい仕上がりになってます」と綴り、その理由についてこうコメントしている。
「お話をいただいてから何度か十勝を訪ねました。そこで感じたのは、季節が夏であっても、その夏に至るまでの長い冬を想わずにはいられないということ。『なつぞら』は厳しい冬を経て、みんなで待ちに待った夏の空、という解釈です。広く美しい北海道の空の力で書かせてもらいました!」
Twitterではスピッツの主題歌起用に《朝ドラ100作目よ??? スピッツ様重役任されたのね。きっと素敵な作品だろな》《新元号発表のニュースの後にスピッツが聞けるってこんなん推し全員涙流すレベルやぞ》と喜ぶ声や、草野の楽曲コメントに《新曲への草野さんのコメントがもう詩みたい》《草野さんのコメントが草野さんのコメントすぎて涙出てきたな》《草野さんの感性がほしい》と感激する声が上がっている。
いっぽう初の朝ドラ起用ということで、「スピッツは紅白歌合戦に出場するのか?」との待望論が早くも浮上している。
「スピッツはライブやレコーディングを中心に活動しているため、テレビ出演は稀。草野さんも『テレビが苦手』と過去に発言しています。しかし次回の紅白は、新元号になって初の開催となる貴重なもの。加えて、『なつぞら』は通算100作目の朝ドラという記念すべき作品です。NHKも近年は特別枠を設けるなど、出演方法をいろいろ考えています。近年は朝ドラ関連の出場が定番化していますし、出場の可能性も十分にありそう。業界でも期待の声が上がっています」(音楽関係者)
答えは年末のお楽しみ?