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大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(71)が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「母親が父親と離婚してから僕に干渉するようになりました。とくに姉が結婚してからは過干渉に。このままでは、一生、母親が自分の人生についてくるようで……悩んでいます」(つんたさん・24・自営業・奈良県)

 

【A】「自分のやりたいことがあるなら、親と距離を置いてもいい」(蛭子能収)

 

オレも、オヤジと兄貴は遠洋漁業にいつも出ていて、姉貴は集団就職で名古屋に住んでいたから、家には母親と末っ子のオレだけ。長崎にいたら、オレは母ちゃんが好きだったから、ずっと干渉し合って生きていたかもしれんね。親子といっても、それぞれの人生があるから、自分から突き放してもいいとは思いますけどね。

 

オレも20歳のときに東京へ行きましたが、長崎を発つときは、家族とは一生会えなくなることも覚悟していました。大げさですけど、自分のやりたいことをやろうとすれば、そのぐらいの強い意志が必要だと思います。

 

ただ、お母さんの立場を考えたら大変そうですよね。まずは母親というよりも、“ちょっと困ったおばさん”と思って距離を置いて付き合ってみたらどうですかね。

 

一生会わないと思っていた兄貴ですが、長崎の大村ボートレース場でよく会います。勝ったかどうか、すごく干渉してくるので、いつも「勝っているよ」と嘘をついて煙に巻いています。

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