「貴乃花御縁会」では出席者から撮影&サイン攻めに。 画像を見る

「貴乃花部屋は終わりましたが、これから活動の場を広げて、世界のお子さんに相撲の道、文化を伝えられればと思っております」

 

5月19日、一般社団法人「貴乃花道場」設立会見直前、後援会関係者を招いた「貴乃花御縁会」で貴乃花光司(46)はそう挨拶した。

 

「何度も報じられていた7月参院選への出馬は完全否定しましたが、国政への関心は持ち続けています。『貴乃花道場』の後援者には、小渕優子衆院議員など自民党議員が名を連ね、長期的な支援を約束しています。まずは『貴乃花道場』での実績をあげてからの出馬となりそうです」(政治部記者)

 

テレビ局関係者はこう話す。

 

「彼自身は出馬に前向きだったのですが、離婚や息子のことなど、私生活が何かと注目されたこのタイミングでの出馬は“面白おかしく扱われるだけ”と親しい人たちから説得され、断念したそうです。政界進出にあたり、家族関係も“クリーン”にしたほうがいいのでは、と忠告も受けたようです」

 

今年3月、貴乃花は『ザ・発言X勝負の1日』(日本テレビ系)で、長らく絶縁状態だった母・藤田紀子(71)と兄・花田虎上(48)との再会意思を示して話題になった。だが虎上は5月10日放送の『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ系)で、「(放送後も)連絡ないですよ」と依然、状況が変わっていないことを告白している。

 

「実は貴乃花が絶大な信頼を寄せる一人が、日本テレビスポーツ局の名物プロデューサーなんです。相撲協会退職後、彼が日テレのバラエティ番組に続けて出ていたのも、彼の影響です。貴乃花自身、母と兄の今の連絡先は知らないそうです。2人と親交のある彼を通じて、接触できればと考えているようです。3月の番組後から、日テレサイドも家族和解へ向けた共演を働きかけていると聞いています。政界進出の時期を見極め、実現させるべく動いています」(前出・テレビ局関係者)

 

冒頭の「貴乃花御縁会」で、貴乃花はこうも語っている。

 

「私自身何ができるか、己れに勝てる克己心を今まで以上に身につけ、これから活動を広げて、ご指導賜りましたらと思っております」

 

貴乃花の新たな決意は固い――。

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