7回目を迎えた「ピンクドット沖縄2019」。ピンクのものを身に着けた人で会場はにぎわっている=1日午後、那覇市泉崎の琉球新報社 画像を見る

 

LGBTなど性的マイノリティーを含む全ての人が生きやすい社会を目指すイベント「ピンクドット沖縄2019」が1日午前、那覇市泉崎の琉球新報社で始まった。企業や市民団体のブースが21並び、ステージではライブパフォーマンスを展開。会場は朝から、ピンク色のものを身につけた人らであふれている。

 

7回目となる今年は、昨年より約30多い130社が協賛・後援。沖縄県も初めて後援している。主催者代表でKPGホテル&リゾートの田中正男社長・COOが「小さい輪がこれだけ広がって、本当にうれしい。LGBTの言葉がなくなる日まで、しっかり応援したい」とあいさつした。

 

会場の琉球新報社1階では、LGBTカミングアウト・フォト・プロジェクト「OUT IN JAPAN」の写真パネルも展示。イベントは午後5時までで、午後2時からは、台湾で同性婚を実現させた活動家の呂欣潔(ジェニファー・ルー)さんらの特別トークセッションがある。

 

ピンクドットは2009年にシンガポールで始まった。ピンク色のものを身につけて集まり、思いを共有するイベント。【琉球新報電子版】

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