プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が17日午後5時から東京都内のホテルで開かれる。
県勢、関係者は9人がプロ野球志望届を提出した。最速149キロの直球、切れのある変化球を武器とする興南高の宮城大弥投手(嘉数中出)は上位指名が期待される。高校1年から2年連続で夏の甲子園を経験し、今夏にはU―18ワールドカップのメンバーに選出された。大リーグカブスのダルビッシュ有投手が自身のツイッターで称賛するなど、高い評価を受けている。
日本文理大付高(大分)の翁長佳辰投手(石垣中出)は最速147キロを誇る本格右腕。5月の大分県選手権大会では優勝に貢献した。興南高遊撃手の勝連大稀(普天間中出)は、堅守と鋭いスイングが魅力だ。
コースに投げ分けて打ち取るのが身上の沖縄水産高の國吉吹投手(久米島西中出)は、昨年の秋季大会で沖縄尚学を相手に無安打無得点を記録した。身長187センチの北山高の金城洸汰投手(上本部中出)は角度と切れのある直球を武器とする。
日本文理大の幸喜竣哉投手(陽明高出)、沖縄カトリック高の久松優介内野手(北中城中出)、宜野湾高の比嘉太一内野手(普天間中出)、筑波大の大城駿斗外野手(那覇国際高出)が届け出た。
そのほか、社会人では西部ガスの山田義貴投手(沖縄尚学高―亜大出)、トヨタ自動車の嘉陽宗一郎投手(宮里中―松山聖陵高―亜大出)、日本通運の諸見里匠内野手(沖尚高―国学院大出)、独立リーグからは徳島の上間永遠投手(古蔵中―柳ヶ浦高出)、香川の又吉亮文投手(浦添高―環太平洋大出)、石川の神谷塁内野手(北山高出)らの名前が挙がっている。
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