疫学調査チームの検討結果を発表する牛豚等疾病小委員会の津田知幸委員長(左から3人目)ら=23日、農林水産省 画像を見る

 

農林水産省は23日午後会見し、沖縄県で発生した豚熱(CSF、豚コレラ)のウイルスの侵入経路を究明する疫学調査チームの検討結果を発表した。侵入経路として、国内の他の感染発生地域から沖縄に流入したウイルスを含む肉製品を使用した飲食店などから引き取った残飯を、農家が加熱をしないまま豚に餌として与えたことが、豚に感染した要因と推定した。

 

沖縄で最初に感染が確認された養豚農家が、県内で1例目だったと推定した。この養豚農家は非加熱の残飯を餌として使用していた。

 

感染が確認されているそのほかの農場では、残飯を餌として与えていなかった。これらのことから、疫学調査チームは1例目からウイルスが広がったと推察した。

 

1例目の全遺伝子情報を解析した結果、昨年1月に岐阜県で死亡したイノシシから分離されたウイルスと遺伝子が近かったとした。国内の発生地から侵入したとみられ、新たに海外から侵入し感染した可能性は低いとした。【琉球新報電子版】

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