モデルの“ぺこ”ことオクヒラテツコ(24)が「テレビの収録はやめたほうがいい」と切実な思いをつづった。投稿には1日ほどで14万もの“いいね”が集まっている。
同日、《わたしが言っていい立場か正直わからないけど、言わせてください。。。》とTwitterで切り出したぺこ。続けて、こう提言した。
《テレビなどもはやく収録とかやめてほしい、やめたほうがいいと心から思っています。もちろんニュースを伝える大切なお仕事ではありますが、アメリカではゲストはなしで家から中継したりとか、ほんとうに最少にしていると聞きました》
そして《必然的に人と近い距離で話す、当たり前に数十人が同じ空間にいるなど。怖いと思う条件がたくさんあります》と結んでいる。
政府は換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、間近で会話や発声をする密接場面といった「3つの密」を避けるよう呼びかけている。ぺこがテレビの収録現場を危惧するのは、そこが「3つの密」に該当する場所だからだろう。
ネットではぺこのツイートが広く拡散され、さらに賛同する声が相次いでいる。
《私もテレビを見て同じこと考えてた。マスクもしないで「3密」の条件が揃ってるスタジオ。出演者の人たち、スタッフ、大丈夫なのかと思ってた。最早、テレビ番組も報道以外は自粛した方がいいのかもしれないレベル》
《ロケのせいで感染する可能性だってある中、マスク無しで色んなところに行っているのはどうかと思ってました。出来る限りの報道ニュースと過去のバラエティ番組やドラマの再放送など方法はいっぱいあると思います》
《今放送されてるのは、大丈夫だったころに収録されたものだろうけど、バラエティで楽しそに体寄せ付けてじゃれあってるのを、今放送するのはどうかと思う》
《私もこの毎日たくさんのゲストで、さらに何倍ものスタッフで行われてるテレビ収録こそ、一番危機感がないものだと思ってます。危ない危ないと伝える側がなんの危機感もないんです。まるで他人事》
ニュース番組では一定の距離が保たれるなど、対策が取られている。いっぽうバラエティでは、まだ対応が追いついていないようだ。
「テレビで見る光景がいつもと同じだと、視聴者の危険意識が薄れてしまいがち。また、出演者自身も不安な中で撮影に臨まなければなりません。世界的な危機といわれるなか、『何をどう放送するか』について考える必要がありそうです」(芸能関係者)