テレビ電話(スカイプ)タブレットを配置した病院1階受け付け=1日、本部町のもとぶ野毛病院内 画像を見る

 

【本部】沖縄県本部町のもとぶ野毛病院(上田裕一理事長)は3月27日からテレビ電話を配置して入院患者への面会に活用している。

 

同院では新型コロナウイルスによる感染予防のために入院患者への面会を禁止している。テレビ電話はタブレット端末を使い、インターネット電話のスカイプを設置した。院内の無線ランを活用して1階受け付け側のタブレットと各部屋にあるタブレット間の対話を可能にした。相手の顔を見ながら話すことができ、関係者から感謝されているという。

 

テレビ電話での面会時間は外来が開いている平日午前11時30分から午後0時30分、午後2時30分から3時30分まで。発熱の患者については院外で診察できるようにテントを設置し対応している。藤本孝子事務長は「面会制限期間が長期化しているので活用してほしい」と呼び掛けた。
(上間宏通信員)

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