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沖縄県は8日、中部保健所管内在住の40代男性と石垣市在住の50代女性が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。2人はいずれも県外で感染したとみられる。感染者が新たに出たことで、県が設定した警戒レベル4段階のうち、発生早期の第1段階に入った。玉城デニー知事は感染地域からの渡航者の外出自粛などを要請した。米軍を除く県内での新規感染は4月30日以来、69日ぶり。

 

玉城知事は同日の記者会見で「県をまたぐ行き来が再開し、県民生活や経済活動が徐々に活発になる中、県としてはいつ新たな患者が発生してもおかしくないとの認識の下、警戒感を持ってこれまで対応してきたところだ」と述べた。感染拡大防止や県民生活への影響を最小限に抑えるための対策に全力で取り組む考えを示した。玉城知事は県民に対し「新型コロナウイルスが常に存在している状況を考えながら毎日の生活を送ってほしい」と呼び掛けた。マスクの着用や3密(密閉、密集、密接)を避けるなど、新しい生活様式の徹底と予防策の強化を求めた。県外に渡航した人や、県外からの来訪者に対して、外出を控えるよう要請した。

 

40代男性の職業は医療関係。先月23日から福岡県に出張して1日に沖縄に戻った。50代女性の職業は確認中で、先月15日から29日まで鹿児島県に滞在していた。2人とも感染症指定医療機関に入院している。

 

保健所は2人について、行動歴や接触者を調べる「積極的疫学調査」を実施する。濃厚接触者は症状の有無に関係なくPCR検査を行う。検査結果が陰性の場合でも健康観察を実施し、症状が出た時点で再検査する方針。飛行機内での濃厚接触対象者の有無を航空会社に確認し、対象者がいる場合は連絡する。

 

県が8日に発表した検査対象は14人。県関係者の累積患者数は144人。米軍基地関係の累計患者は9人。米軍人関係の感染者について、県は県内の感染者としては計上しない方針。

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