「最初、ロケ現場で『変身!』って言えることを想像して入ったら、セリフ直前のシーンまでしか撮らなくて『えっ、変身って言えないの? いつ言うの?』ってモヤモヤしてたんですよ。その後、スタジオのグリーンバックで撮るって聞いて……気持ちを作るのに苦労しましたけど、言えたときは感極まりましたね!」
こう語るのは、令和仮面ライダー第2弾『仮面ライダーセイバー』で主人公・神山飛羽真を演じる内藤秀一郎(24)。18日には、6人の仮面ライダーたちとともに強敵・バハトに立ち向かう劇場版が公開。
演じている飛羽真は、どんな意見も肯定する心優しい人物。そんな役さながら、他人には必要以上に気を使う性格だという。
「同世代とか年下にもいろいろ言えなくて。後輩に『演技教えてください!』って言われても、自分がすごくないのに他人に教えられることがないというか……。自分の言葉に自信がなくて、誰に対しても気を使っちゃうので、友達があんまりいないんですよね(笑)」
そんな彼の唯一といっていいほど気を許す仲間が……。
「オンラインゲーム上で話す、地元の友達ですね! コロナで自粛していた時間にゲームを一式買って引きこもってたんですよ。全然人と会ってなくて、ゲーム内で会話しているときが至福の時間になりました。ちょっと時間があるとずっとゲームしちゃうので、映画の撮影が始まってからは禁止にしています! やってたら演技に支障が出るので……(笑)」
「女性自身」2020年12月29日号 掲載