感染急増防止へ協力を呼び掛ける宮古島市の座喜味一幸市長=30日午前、宮古島市役所 画像を見る

【宮古島】新型コロナウイルスの感染急拡大に伴う県の緊急特別対策実施を受けて、宮古島市の座喜味一幸市長は30日、会見し、感染対策の徹底を市民に改めて呼び掛けた。島外からの渡航者について「出発地か那覇空港でPCR検査を受けてほしい」と求めた。高齢者を対象にしたワクチン接種について「市内2カ所の高齢者施設で12日の週に行う方向で調整している」とした。

 

座喜味市長は市内の感染状況について「ここ1週間で接待を伴う飲食店で感染者が確認されている。対策を緩めると拡大する可能性が高まっている」と強調した。新年度を控えて人の移動や会食が増えることを踏まえ、大人数の会食自粛、マスクや手指消毒の徹底を改めて求めた。また、島外からの渡航者についてはPCR検査への協力、市民には不要不急の島外渡航自粛なども訴えた。

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