画像を見る

「ついにジャイさんが7月1日付けで『役員待遇』から『上席役員待遇』に昇進することが内定しました。社内では早くも『ついに次期社長か!?』の声も出ています。もちろん堺雅人さんもそれを知って、とても喜んでいるそうです」

 

そう語るのは、TBS関係者。ジャイさんとは、堺雅人(47)主演ドラマ『半沢直樹』で一躍有名になったTBSのヒットメーカー・福澤克雄監督(57)のこと。2020年に放送された続編の視聴率は32.7%を記録。もちろんドラマ部門で1位だった。

 

「ジャイさんの剛腕は社内でも若いころから誰もが知るところ。良い作品を作るためには自らの信念を絶対曲げない“ジャイアン”ゆえ“ジャイさん”のニックネームになったのはあまりに有名です。

 

もともとドラマ『3年B組金八先生(第5〜7シリーズ)』、『さとうきび畑の唄』(2003年)、『GOOD LUCK!!』(2003年)、『砂の器』(2004年)、『華麗なる一族』(2007年)などを手がけ、『さとうきび畑の唄』で2003(平成15)年度文化庁芸術祭テレビ部門大賞を受賞しています。ただ、こだわりの強すぎる職人肌ゆえ、制作費は予算よりもオーバーすることが日常的でしたが…」(前出・TBS関係者)

 

一般の大企業では、いわゆる“職人タイプ”が社長に就任するのは珍しい。だが、今のTBSならその可能性があるという。

 

「その理由は、今のTBSホールディングスの代表取締役がジャイさんをかねてから高く評価している佐々木卓氏だからです。佐々木氏は早稲田のラグビー部出身で、池井戸潤先生原作の『ノーサイド・ゲーム』の映像化にも尽力していました。

 

同じく福澤監督も慶應義塾大学のラグビー部出身。1985年に全国大学ラグビーフットボール選手権大会で優勝、同年の日本選手権大会でトヨタ自動車を破り、慶應史上初のラグビー日本一に輝きました。2人の“ラガーマンの絆”は絶大なのです」

 

実は福澤監督は富士フイルムを経てTBSテレビに入社している。「いままでの前例では、中途入社組は出世レースで遅れがち」(前出・TBS関係者)というが、福澤監督がリアル“倍返し”できるのか、今後の推移を見守りたい。

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: