黒い車からニット帽をかぶった女性が颯爽と降りてきた。深緑色のタートルネックセーターに、身を包んでいるのは女優の高岡早紀(49)だ。
12月3日、高岡は舞台『愛するとき 死するとき』に出演するため、東京都世田谷区にある劇場を訪れていた。
「最近、高岡さんは活躍の幅を広げています。今年の5月には初めてのエッセー本が出版。6月には主演映画が公開され、7月には『おかえりモネ』(NHK総合)で朝ドラ初出演を果たしました」(芸能関係者)
実は本誌が目撃したのは、高岡の49歳の誕生日。この日、彼女の公式Instagramには《49歳になりました。特別なことは何にもしない。平和であること。これ以上のシアワセはいらないね。。#早紀おウチ時間 #誕生日》という言葉とともに、愛犬2匹と過ごす高岡の写真が投稿された。
コロナ禍になる以前の誕生日の過ごし方を前出・芸能関係者は語る。
「’16年には高岡さんのインスタに友人たちと誕生日を祝う姿が投稿されています。また`17年にも、六本木でバースデーパーティーが開催されていたと週刊誌で報じられました」
今年の誕生日である冒頭で、劇場へ向かう高岡のもとに歩み寄る影が……。彼女がボーカルを務めるバンドのメンバーやプロデューサーら5名が、誕生日を祝いに駆けつけていたのだ。
「高岡さんは15歳のときに歌手デビュー。一度音楽活動を全て辞めた後に、‘13年に映画のエンディング曲を歌ったことから活動再開。12月15日にも東京のコットンクラブで、『高岡早紀 featuring 山下洋輔 Special Live 2021』というコンサートが予定されています。高岡さん自身音楽活動にやりがいを感じているらしく、バンドメンバーとも仲がいいそうです」(音楽関係者)
女性と嬉しそうにハグしたあと高岡は4つほどプレゼントを受け取り、5分ほど談笑。そして最後は手を振りながら会場に入っていた。
Instagramで“特別なことは何もしない”と綴っていたように、つかの間の“時短誕生日会”だった――。