ブーツからも足からもプーンと臭いが出てしまうこの季節 画像を見る

あまり人には言えないけど、冬に実はみんなが困っているのが、ブーツの中の足の臭いです。今回は「足道楽」のマネージャーさんに「足の臭い」に関してのお悩み解決法を教えていただきました。

 

■そもそもなんでブーツをはいた足は臭くなるの?

 

足の臭いのもとは指の間などに繁殖する雑菌なのです。ブーツは靴よりも通気性が悪くて高温多湿の状態になるので、この雑菌が繁殖しやすくなるんです。またかかとなどの角質化した皮膚がはがれると、雑菌の餌となって菌を繁殖させてしまうことになるのです。

 

■では足の臭いはどうしたら取れるの?

 

雑菌の餌になる古い角質を除去しましょう。それには重曹を使うことをおすすめします。重曹は角質を除去するだけでなく、脚の酸性の臭いを中和させて臭わなくさせる効果もあるのです。ではどのようにしたらよいか説明しますね。

 

まずは足湯の方法です。洗面器に40℃以下のぬるま湯をはって、大さじ1~2杯の重曹を溶かします。そこに素足を10~15分つければOKです。あとは乾いたタオルでよく拭いて乾燥させることも大切です。

 

次に重曹スプレーを作って靴や足、靴下に直接スプレーする方法です。スプレーボトルに水200mlを入れて、小さじ1/2の重曹を溶かしてスプレーするだけ。これでほぼ臭いは消せるのです。ただ重曹は弱アルカリ性なので、肌荒れを起こす人もいるかと思いますので、最初は少量で試してみてくださいね。

 

■臭くなってしまったブーツはどうする?

 

抜いだブーツにシリカゲル(乾燥剤)を入れる方は多いと思いますが、実はシリカゲルは2種類あるんです。乾燥させるだけでなく、抗菌や防カビ効果のあるB型タイプのシリカゲルなら雑菌の繁殖を防ぎ臭いも除去することができますよ。B型タイプのシリカゲルはパッケージに「乾燥」以外に「除菌」の表示がある乾燥剤はB型となります。

 

■そもそも足の角質を増やさない方法ってあるの?

 

かかとや足首が不安定な方はタコやマメ、魚の目などができやすく角質化しやすくなります。よって不安定な骨格を安定させることができるインソールを使用して、肌が角質化しないようにすることで、臭いのもとになる雑菌が繁殖するのを防ぐと良いと思います。

 

足の臭いをとるにはまずは足の角質化をなくすこと、そして角質化してしまったらそれを除去することが大切なんですね。この方法で今年の冬はブーツ足クサからサヨナラしましょう。

 

【教えてくれたのは】

「足道楽」青葉台店マネージャー・林久美子さん

Superfeet TDCH MASTER、骨格マイスター、ウォーキングシューズアドバイザー、日本ノルディックウォーキング協会公認指導者
店舗にて足のお悩みに応えるべく、日々足に関しての研究にいそしんでいる。

 

(取材:西岡直美)

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: