2022年冬ドラマもいよいよ後半戦。
今年の冬ドラマは菅田将暉(28)や高畑充希(30)など、主演に実力派俳優のそろった豪華なクールである。その一方で北京オリンピックという強力な“裏番組”もあることで、視聴率獲得に苦戦したドラマもあるようだ。
そこで本誌は、冬ドラマで「見るのをやめた作品」についてアンケートを行った(2月8日~2月15日)。
一度は視聴者が見たものの定着しなかった、「見るのをやめた作品」とは……?
第3位となったのは『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』だった。高畑充希演じるスタートアップ企業に勤める主人公は、ひょんなことから子会社の社長に任命されてしまう。上司でもあるカリスマ社長と、生意気な部下との間で板挟みになりながらも仕事に恋に全力で突き進んでいくというストーリーだ。
《前評判や番宣で期待していたがストーリーの展開や設定が不自然》(30代女性/医療関係者)《ありえない設定といつもの高畑充希さんで新鮮味がない》(40代女性/無職)など、現実離れした設定についていけないという意見が。また《前回のクールでも同じような内容のドラマがあったので、見飽きてしまった》(20代女性/会社員)といった声も。昨今、女社長が主人公のドラマが続いているが、その流れに飽きを感じている視聴者も出てきているようだ。
続いて第2位となったのは月9『ミステリと言う勿れ』。菅田将暉演じる天然パーマが印象的な主人公が、知識や価値観・見解を淡々と述べていくことで、その芯のある言葉が事件の謎や周囲の人々の悩みを解きほぐしていく。
大人気コミックの実写であることから期待値も高かったようだが、《自分が思う原作のイメージと俳優さんのイメージがかけ離れた感じ》(30代女性/医療関係者)という原作を愛するファンの意見も散見された。また、《主役のビジュアルが苦手。演技が鼻につく》(50代女性/士業)とクセのある主人公に戸惑う声があがった。