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3月5日に放送された主演ドラマ『津田梅子〜お札になった留学生〜』(テレビ朝日系)で’24年発行される新5千円札の顔・津田梅子を演じた広瀬すず(23)。『なつぞら』(’19年)で朝ドラ第100作ヒロインの大役を務めるなど、若手女優として屈指の人気を誇る彼女だが、実は放送前の取材でこんな葛藤を明かしていた。

 

《いろんな役を演じさせていただく中で、インプットだったりをする時間が前よりも少なくなった気がして。(演技の)引き出しも多くはないので、現場に入る時に『どうしようかな』って》(『朝日新聞』2月26日付)

 

テレビ局関係者は言う。

 

「ストレスを感じて一時期睡眠をうまくとれず、悩んでいたこともあったそうです」

 

そんな広瀬が最近愛用しているのが“7キロの布団”だという。最近のインタビューでも、こう語っている。

 

《睡眠の質がとてもよくなる。重みがめちゃ落ち着くんです。寝返りは打てないから、同じ場所でじっと眠る感じで、すご〜い気持ちいいんです》(『ar』3月号)

 

そんな重い布団で熟睡できるのだろうか。寝具メーカーの研究開発部長を経て、現在は快眠セラピストの三橋美穂さんに聞いた。

 

「『ウェイトブランケット』といって、業界では5〜6年前から話題になっています。本格的なものは高額ですが、最近ではニトリさんなどで安価なものも出ています。

 

重いので体をグッと押さえてくれて、不安感の解消に効果があると言われています。不安やストレスがあると交感神経が刺激され、寝付けない、眠りが浅いなど睡眠の質が悪くなります。ですので、そういった精神的な要因で眠れない方には効果があると思います。

 

重さは体重の8〜12%くらいがいいそうです。そんなに重い物をのせていたら逆に寝苦しいんじゃないかと思うかもしれませんが、それで睡眠の質がよくなる人がいるというデータは海外の論文でも発表されています。実際に私も使ったことがあります。重いので扱いが大変な面もありますが、“思っていたより良いな”という印象でしたね」

 

ただし、重い布団には「合う人」と「合わない人」がいると三橋さんは続ける。

 

「基本的に健康な睡眠には一晩で20〜30回の寝返りが必要と言われています。深い睡眠と浅い睡眠を切り替える際に寝返りが増え、それにより睡眠の質を高める機能があると考えられているのです。そのため、押さえつけられることで眠りが浅くなってしまう人もいると思われます。高齢の方も重さが負担になる可能性があるので気をつけたほうがよいでしょう。不安やストレスが多くて、なかなか寝付けない方には合っている可能性があると思います」

 

広瀬のように睡眠に悩んでいる人は試してみる価値はあるかも♪

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