《一曲一曲が本当あっと言う間に終わってしまい…。でも、最高な時間と空間でしたぁ〜》
10月15日、インスタグラムにこうつづったのは木村拓哉(49)。同日行われた男闘呼組のライブに、佐藤アツヒロ(49)、生田斗真(38)と参加した様子を公開した。
岡本健一(53)、高橋和也(53)、前田耕陽(54)、成田昭次(54)の4人が29年ぶりに再集結し、ライブは30年ぶりとなった。
「デビュー35周年の来年8月までの期間限定復活です。’93年の活動休止以降はそれぞれがソロ活動を。活動が順調でなかった成田さんはとんかつ店でアルバイトをしているとの報道もありました」(スポーツ紙記者)
’80年代、男闘呼組や光GENJIとともに“少年御三家”と呼ばれた「忍者」の元メンバー・正木慎也(53)も、再始動ライブの熱狂を目撃した。
「同じく元『忍者』の柳沢超(55)と一緒に見に行きましたが、2人とも自然と前のめりになって楽しんでいました。29年の熟成に感動しました」
氣志團の綾小路翔(46)やGLAYのTAKURO(51)、HISASHI(50)らも来場していた今回のライブ。音楽関係者は観客席の盛況ぶりに驚きを見せる。
「16日の公演には松岡昌宏さん(45)や櫻井翔さん(40)、戸塚祥太さん(35)、健一さんの息子・圭人さん(29)が来ていました。ジャニーズ事務所を退所した先輩のステージを現役ジャニーズが見に来るという話はなかなか聞きません。
男闘呼組は健一さん以外は退所していますから、これほど多くの後輩たちが来るというのは異例といってもいいでしょう」
なぜこれほど多くの後輩たちが訪れたのか。ある芸能関係者は「男闘呼組の“独自性”に魅了されているのでは」と分析する。
「男闘呼組は音楽志向の強いメンバーがいわば“自主的に”集まって結成された特殊なグループです。その後はTOKIOや関ジャニ∞がバンドスタイルを取り入れていますが、当時としては珍しく、男闘呼組は“バンドジャニーズのパイオニア”ともいえます」 また、岡本健一は芝居の分野でも“第一人者”として後輩たちに一目置かれているという。