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過去に唱えた持論が物議を醸している経済学者で米イェール大学のアシスタント・プロフェッサー・成田悠輔氏(38)。そんななか、彼を“援護射撃”をする人物が現れ余波が広がっている。

 

その人物とは、「2ちゃんねる」の創設者で“ひろゆき”こと西村博之氏(46)。

 

騒動の発端は、2月12日付の米紙『ニューヨーク・タイムズ』で、成田氏の「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」との発言が取り上げられたこと。ひろゆき氏は15日、彼の発言が海外でも注目を集めていると報じた記事を引用し、次のようにツイートしたのだ。

 

《NYTimes東京支局の日本人が書いた記事で成田先生が海外で炎上みたいな流れを見ると、朝日新聞が従軍慰安婦のデマ記事を書いて海外で広まったのもこういうマッチポンプな流れだったんだろうなぁ、、、と。比喩で言った話が本気で言ったかのように伝言ゲームが始まってる状況》

 

一方、成田氏は少子高齢社会の解決方法について、「集団自決」「集団切腹」など過激な表現を繰り返してきた。ひろゆき氏もまた、彼の“発言”を直に聞いていたはずだった。

 

それは、少子高齢化問題をテーマとした2021年12月17日配信のニュース番組『ABEMA Prime』内でのこと。番組後半で過疎化する地方と人口が集中する都市部の話題に及び、求められる街づくりが議論された。

 

慶應義塾大学特任准教授の若新雄純氏が“集落を守りたがる高齢者もいる”と提起し、「公共サービスに頼るのではなく自分たちで守るべき。ダメだったらコンパクトシティを目指すべき」と主張。若新氏が熱心に持論を述べるなか、意見を求められたひろゆき氏は「人類愛が全くない成田先生がどう思うのか聞きたいですね」と笑顔で投げかけた。

 

すると、意見を求められた成田氏は、こう持論を展開したのだった。

 

「僕はもう唯一の解決策は、はっきりしていると思っていて。結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなのしかないんじゃないかなと。やっぱり人間って引き際が重要だと思うんですよ。別に物理的な切腹だけじゃなくても良くて、社会的な切腹でも良くて。過去の功績を使って居すわり続ける人が、色々なレイヤーで多すぎるっていうのがこの国の問題」

 

■成田氏の「まったくメタファーではない」発言はひろゆき氏も聞いていた

 

また昨年元日にYouTubeチャンネル「日経テレ東経済学」の生配信で両者の対談が実施された際、成田氏はディレクターから「高齢者の集団自決・集団切腹」発言について問われると、こう語っていた。

 

「まったくメタファーではなくて、三島由紀夫とかリアルにそういうことをやって、しかもそれが日本人の死に様の1つの象徴みたいな感じで。国内外でも結構受け入れられていて、『カッコいい』ってことに三島由紀夫は今でもなっている訳じゃないですか。普通にファッションとして、『ハラキリ』は成立するんじゃないかと思っているんですよね」

 

こうした成田氏の言葉を聞いていたにもかかわらず、「マッチポンプ」「比喩で言った話」などと擁護したひろゆき氏。だが、その姿勢はかえって“ブーメラン”になっているようで、Twitterでは批判の声が相次いでいる。

 

《あれが比喩とは、また豪快なごまかしでは?》
《このときの記憶は無くされたのですか? 本人が「まったくメタファーじゃない」と言ってます》
《本人が比喩じゃないと言ってますし、あなたも成田氏が比喩を否定した場にいましたよね? 嘘つくのやめてもらっていいですか?》

出典元:

WEB女性自身

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