ビッグモーターの兼重宏行社長(写真:時事通信) 画像を見る

自動車保険の保険金不正請求問題とともに、“街路樹への除草剤散布疑惑”が指摘されている中古車販売大手のビッグモーター。今年6月に撮影された店舗前のGoogleストリートビューに注目が集まっている。

 

不正請求問題発覚後、SNS上では「ビッグモーター店舗前の街路樹が、次々と枯死している」という指摘が寄せられていた。実際にGoogleストリートビュー上では店舗前だけ街路樹や植木が枯れ果てた様子が複数の店舗で確認できる。

 

7月25日に行われた会見でも、この”除草剤散布疑惑”について記者から追及が。兼重宏行社長が「環境整備で…」と口を開こうとすると、同席していた陣内司管理本部長が「きちんと調査をさせていただきまして、適切に対処させていただきたい」と、社長の発言を制止。その後、石橋光国取締役が展示場の中の雑草については除草剤を使う場合があると説明した。

 

そして、7月26日付で社長に就任する和泉伸二専務が、全店舗の客の出入り口の前後10メートルについては、歩道を含め雑草やごみを取り除く活動をしているとコメント。「その一環として街路樹に生えている雑草に対して手で抜けばいいところを甘い認識で除草剤をまいてしまった。それが植木や街路樹に影響を与えてしまったことがあると思う」と、除草剤をまいた可能性を認めたのだ。

 

しかし、「もちろん、それはかれこれ10年くらい前の話だと思う。今は現時点では、そういう指導はしていないし、そういった常識も併せ持っているものと思います」と、あくまで10年前のことだと強調。現在は、除草剤散布をしないのは“常識”であるとの認識を示した。

 

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出典元:

WEB女性自身

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