《眞子の近況については、昨年と同様に本人の希望もあり、お答えは控えます。庭に作り始めた木香薔薇のアーチは、シュートが伸びて少しアーチらしくなり、今年の春に可憐な黄色の小花を咲かせました。時間がかかると思いますが、アーチが出来上がることを楽しみにしております。遠く離れた場所で暮らしていますが、眞子の幸せをいつも願っております》
9月11日に57歳の誕生日を迎えられた紀子さま。
宮内記者会からの《米国で生活されている小室眞子さんの近況も合わせてお聞かせください》という質問に対し、冒頭のように文書で回答された。
「昨年のお誕生日には、紀子さまは眞子さんについて、《今は直接会うことが叶いませんが、庭の花の世話をしながら、木香薔薇のアーチを作り、いつか娘と一緒にゆっくり庭を歩くことができましたら、と思っております》と、つづられていました。今年の回答は、その内容を受けて書かれたものと思われます」(宮内庁関係者)
昨年のご回答には“小室夫妻への気持ちについて”という質問があったため《二人の幸せを祈っております》というお言葉もあった。
「しかし今年のご回答では《眞子の幸せをいつも願っております》となっていて、“小室さんの幸せ”についてはふれられていなかったことも印象的でした。特に質問がない限りは、小室さんについて言及したくないというお気持ちが伝わってきます。
眞子さんと小室さんの結婚から2年弱が経過しましたが、小室さんは義父母である秋篠宮ご夫妻からの信頼を勝ち取れてはいないようです」(前出・宮内庁関係者)
“遠く離れた”ニューヨークで生活している小室夫妻。最近では、小室さんの新しい業務に注目が集まっている。NY在住の日本人ジャーナリストはこう語る。
「法律事務所『ローウェンスタイン・サンドラー(以下LS)』で勤務している小室さんは今年2月に、正式にNY州弁護士となりました。そのころ所属していたのは『Corporate,The Tech Group』というチームです。
それが6月中旬に、『Global Trade&National Security(国際貿易と国家安全保障)』というチームに異動したのです。そしてさらに2カ月後の8月下旬に新チーム内で、新しい業務も担当することが判明しました」
LSのホームページによれば新しい業務は《Emerging Companies&Venture Capital(新興企業とベンチャーキャピタル)》《Venture Capital Investments(ベンチャーキャピタル投資)》。
どのような仕事を担当するのかをNY州弁護士のリッキー徳永さんに解説してもらった。
「おもには企業の立ち上げからビジネスが軌道に乗るまでのサポート、そしてベンチャー企業に投資をする個人や法人へのアドバイスとなります。巨額の資金を扱う分野です。法律家としてだけではなく、ビジネスや経営への理解が深くなければ務まらない仕事といえます」