「レギュラー番組が次々と降板となり、9月末からはテレビにまったく出演していません。頻繁に更新されていたInstagramも8月30日以降は一度も更新されていないのです」(スポーツ紙記者)
9月末からテレビから姿を消したTBSの野村彩也子アナウンサー(26)。狂言師・野村萬斎(57)の長女としても知られ、未来の“看板アナ”として嘱望された彼女だが、現在は担当番組がゼロという異常事態となっている。
「野村アナは遅刻が多く、早朝の『THE TIME,』には生放送が始まる間際まで出社してこないということが何度もあったそうです。しかも、『寝るのが遅くて起きられなくて』とあまり反省した様子もなくて……。局のイベントをドタキャンしたこともあり、他部署への異動の話も持ち上がっていたそうです」(TBS関係者)
‘20年にTBSに入社し、まだ4年目の野村アナ。繰り返される遅刻には、SNS上では“社会人としての自覚”を求める声が続出。
《この人は、本当にアナウンサーになりたかったのだろうか?腰掛け感覚や、親の威光で何とかなりそうだからアナウンサーを選んだのか?本気でなりたかった職業であれば、何度も遅刻して更生しないなんて、あり得ない。本気でアナウンサーになりたくても、なれなかった人が気の毒です。》
《遅刻が事実なら彩也子自身の素質の問題直せる可能性に期待したいが遅刻しない人のほうが大多数なわけで問題のある方が排除されるのは仕方ない》
《遅刻癖を簡単に考えてはいけないと思う。これが事実なら、部署を変えても同じ事。本人の自覚次第。》
12月5日発売号で、本誌の問い合わせに対してTBSは「個別の社員の業務内容についてはお答えできません。(野村アナは)体調不良により休業中です。体調の回復を待ってからとなります」と回答している。
しかし野村アナだけの問題ではないと、ある制作関係者は指摘する。
「野村アナは入社1年目から『あさチャン!』『ひるおび』といった生放送番組を担当。2年目にはテレビとラジオ合わせてレギュラー番組が10本にもなりました。TBSから大きな期待を寄せられているのだといえば確かにそうなのですが、2年目で10本ものレギュラー番組を背負わせるのは“人材不足”と言わざるを得ません」(制作関係者)
TBSアナウンサーの内部事情については、フリーの大橋未歩アナウンサー(45)が20年3月に『5時に夢中!』(TOKYO MX)で次のように話している。
「帯(番組)が全部、外注(外部のフリーアナウンサー)なんですよ。朝が夏目三久ちゃん、夕方がホラン千秋ちゃん、夜が小川彩佳さん。『私たちに帯の仕事、回ってこないから』とテレビで一緒になったTBSの子たちが言ってました」
前出の制作関係者は言う。
「『Nスタ』には日比麻音子アナウンサー(30)が出演するなど、TBSのアナウンサーを帯番組に起用しないという傾向は少しずつ改善されてきてはいます。しかし安住紳一郎アナウンサー(50)や江藤愛アナウンサー(38)ら一部の人気の高いアナウンサーに仕事が集中し、若手には仕事が回りにくい状況が続いています」
ここ数年、TBSでは宇垣美里(32)、笹川友里(30)、伊東楓(30)といった人気アナウンサーが次々に退社。10月には山本里菜アナウンサー(29)も退社するなど、若手のアナウンサーが相次いでTBSを去っている。
「こうした慢性的な人材不足の皺寄せで、野村アナは過密スケジュールを余儀なくされたのでしょう。フリーアナや人気アナに頼りきりの状態が解決されない限り、若手アナへの負担も解消されないのではないでしょうか」(前出・制作関係者)
野村アナの遅刻癖もさることながら、TBSの“人気者依存“も問題のようだ。