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3月17日、バンテリンドームナゴヤでの中日戦に敗れてオープン戦11敗目を喫した阪神。岡田彰布監督は試合後、何も語らず迎えの車に乗り込んだ。

 

「試合後はチームが移動するバス、もしくはタクシー乗り場近くで取材対応するのが通例です。しかし、この日の岡田監督はぶ然とした表情で足を止めることなくそのまま車に乗り込んでいきました。昨年最下位の中日相手に3連戦でよもやの2敗1分け。38年ぶりの日本一チームが1勝もできなかったことに我慢ならなかったのでしょう」(番記者)

 

オープン戦で異例ともいえる“会見拒否”を報じるスポーツ紙はなかった。阪神は17日終了時点で13試合を戦い1勝11敗1分け、勝率・083と12球団のうち唯一1割を割り込んでいる。あるスポーツジャーナリストはこう語る。

 

「オープン戦の場合、球団によって試合数がまばらのため公式戦のように単純比較はできませんが、昨年パ・リーグ覇者のオリックスが10試合で6勝3敗1分けであることを考えると、やはり負け数の異様さが際立っています。岡田監督の“取材拒否”に番記者が慄然として、東スポを除くスポーツ紙各紙が“取材拒否”だったと記事にしなかったのは、今後の取材トラブルを懸念しての“忖度”でしょう。

 

昨年6月下旬、横浜スタジアムでのDeNA戦で負け越して首位陥落したタイミングでのこと。イライラしていた岡田監督は自ら発言した内容を記事にされたことに『何であんなん書かれるんや!』と逆ギレ。暫くの間、その記者に対して“謝らんのなら、しゃべらんわ”と取材拒否していたことがありました。

 

特に関西のスポーツ紙にとって、ウイットに富んだ“岡田語録”は欠かせない取材です。そのため、“オープン戦早々から、また機嫌を損ねたら大事になる”と懸念しているのです」

 

すでに先月から、その“予兆”はあった。

 

「2月23日、巨人との今年最初のオープン戦後も、敗戦の悔しさのあまり送迎車に帽子を叩きつけたことがありました。あの時は各社判断となり、報じる、報じないにバラツキがありました。今回は一歩踏み込んだ“会見拒否”。早くも“マスコミが嘘を書きよった”とボヤいたとの情報もあります」(前出の番記者)

 

御年66歳のピリピリ感に、身内からはこんな話も聞かれるようにーー。

 

「02~03年の2年間、阪神監督だった星野仙一監督も感情が激しい人で、試合中に体調不良でベンチ裏で休んでいたこともありました。『仙さんのように、体調崩さなければいいけれど…』と早くも心配する声があがっています」(前出の番記者)

出典元:

WEB女性自身

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