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「時々、大野(智)さんが生きている報告をしないと……」

 

二宮和也(40)は4月20日に放送されたラジオ番組『川島明 そもそもの話』(TOKYO FM)で、「株式会社」設立の経緯について冗談を交えて語っていた。

 

「5人の新会社『株式会社嵐』は3月25日に設立されました。昨年10月に二宮さんは旧ジャニーズ事務所を退所。ほかの4人のメンバーは今月本格始動したSTARTO社に所属しています。嵐は同社とはグループエージェント契約だと正式発表されました。『株式会社嵐』は11月でデビュー25周年となる嵐の再始動への大きな一歩です」(スポーツ紙記者)

 

新会社の業務内容には、さらに気になる一文がある。

 

「業務内容で注目すべき点は《芸能タレント、アイドル、音楽家の養成》の項目です。日本を代表するアイドルである嵐のメンバーたちが将来、“次世代アイドル”を手掛けるとあって、大きな話題となっているのです」(音楽関係者)

 

メンバーのなかでも、アイドルという存在に対する思いが強いのは、意外にも二宮だという。

 

「嵐の活動休止を機に後輩とのYouTubeチャンネルを立ち上げるなど、二宮さんは後輩の面倒見がよくなったと聞いています。20年に放送された番組で『アイドル業と別の顔を持つなら?』と聞かれた二宮さんは、NiziUらのプロデューサーで知られるJ.Y.Parkと回答。プロデュースへの興味はある、と即答したこともありました」(テレビ局関係者)

 

前出の音楽関係者は言う。

 

「『株式会社嵐』で手掛ける新人アイドルたちに関しては、将来的にはオーディションなどで公募し、メンバーがそれぞれ得意分野で関わるのではないでしょうか。具体的には、大野さんはアート関連。櫻井(翔)さんはキャスター業、相葉(雅紀)さんはバラエティ、松本(潤)さんは演出術、二宮さんは役者業のサポートを務めることになるのでは。いつの日か新人のなかから“NEW嵐”が生まれるかもしれません」

 

二宮は2年前の4月の『A-Studio+』(TBS系)出演時、独自のアイドル論を熱弁していた。

 

「嵐の活動を踏まえ、二宮さんは“ファンの両親に『あの子、幸せそうだな』と思ってもらえる存在がアイドル”だと話していました。“ファンの親が安心できるアイドル”が理想だというのです。さらに『スタッフの人たちにも家族がいる。その家族にも迷惑かけないように』と断言。二宮さんが嵐で培った経験則は“新アイドル像”にも必ずや反映されることでしょう」(前出・音楽関係者)

 

冒頭のラジオ番組で司会の川島から「今、楽しいですか?」と聞かれた二宮は――。

 

「独立後の今の状態も、とても楽しいです」

 

と告白。嵐の再始動、そして未来の“NEW嵐”誕生に期待したい。

 

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