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「全国から1600人が参加した式典では雅子さまが、赤十字活動に顕著な功績のあった有功章の受章者13人を手ずから表彰されました。日赤の新入職員である愛子さまは、一般参加者の誘導や案内の役目を担われたそうです」(宮内庁関係者)

 

15日に開催された全国赤十字大会では、パレスチナ自治区ガザで応急処置などにあたった大阪赤十字病院の看護師・川瀬佐知子さんらによる報告も行われた。

 

川瀬さんが「寝る前に家族にメッセージを送り、もう(爆撃の犠牲になり)目覚めないかもしれない、と覚悟を決めて目をつむりました」と語ったとき、雅子さまは感極まったご様子だった。

 

昭憲皇太后から代々の皇后が受け継いできた日赤への支援を、名誉総裁として続ける雅子さま。それを職員として“縁の下”で支える愛子さま。雅子さまは「(愛子さまが)スタッフとして従事したことをうれしく思った」という。崇高な赤十字の精神は母から娘へバトンのようにつながれていく――。

 

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