《この度、私、古谷徹は週刊文春の取材を受けました。私が犯してしまった大きな罪についてお詫びとご報告があります。私は、あるファンの女性と昨年9月まで4年半という長い期間不倫の関係にありました》
5月22日、自らのXで発表した文書でこう切り出したのは声優の古谷徹(70)。同日に電子版「週刊文春」及び「文春オンライン」で、古谷のファンである37歳年下の女性・A子さんと4年半にわたる不倫が報じられたのだ。
記事によれば’19年元日に、古谷からA子さんにショートメールを送ったことがきっかけで親密な関係に発展。だが2人の関係は次第に険悪になり、A子さんは古谷から受けた暴行や妊娠・中絶したことを告発している。
報道を受けて古谷は、謝罪文を発表。冒頭のコメントに続き、A子さんとの関係についてこう説明した。
《まっすぐに応援してくれる彼女に惹かれ、浅はかにも自分からコンタクトをとり関係が始まりました。そのお付き合いの中で一度口論になり思わず手をあげてしまったこともありました。大人として人間として最低の行為でした》
また、《妊娠中絶させてしまうという許されない過ちも犯してしまいました。心身共に相手の女性を深く傷つけてしまったことを本当に、本当に申し訳なく思っております》と、報道内容を全面的に認めている。
古谷が所属する「青二プロダクション」も公式サイトを更新し、《声優としての自覚と責任に欠けた行動であり、決してあってはならないことです》とコメントした。
『巨人の星』の星飛雄馬や『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ、『ドラゴンボール』のヤムチャなど数々の人気アニメキャラを演じてきた古谷。なかでも『名探偵コナン』の安室透は、長い声優人生において大きな転機となった。
「古谷さんは’18年4月公開の『劇場版名探偵コナン ゼロの執行人』で、メインキャラクターの安室透(29)を演じました。本作は興行収入90億円を超える大ヒットで、瞬く間に“安室ブーム”が到来。『第31回小学館DIMEトレンド大賞』ではベストキャラクター賞を受賞し、古谷さんは反響の大きさに『若い女性ファンが増えて、モテ期がきたのかな』と嬉しそうでした。
いっぽう古谷さんは、私生活では2度の結婚を経験しています。元妻は『機動戦士ガンダム』でキシリア役を演じた小山茉美さん。現在の妻である間嶋里美さんとは、’85年に『ストップ!! ひばりくん!』での共演をきっかけに再婚したのです。’19年3月に34回目の結婚記念日を迎えた際、古谷さんはSNSに美里さんとの結婚写真をアップしていました。ですがこの時すでにA子さんと関係を持っていたかと思うと……」(アニメ制作関係者)
謝罪の弁を綴った文書では、《私の残りの人生をかけて誠心誠意償っていく所存です。どんな制裁も受ける覚悟でおります》と締めくくっていた古谷。だが人気声優とあって、Xでは“裏の顔”にショックを受けるファンが続出している。
《これはかなりショック…不倫もだがさすがに妊娠中絶は人としてありえんよ》
《不倫相手がファンの時点でもうやばいんやけどそれに加えて暴力と妊娠中絶は人としてもうあかんやろ…生理的に無理やわ…》
《不倫だけならまあまあまあんーんーんーってな風にまだ擁護出来るんだけども妊娠中絶は一発アウトだろう。古谷徹の役を見て育ってきたから残念》
声優界では’21年7月に鈴木達央(40)が、’22年10月にも櫻井孝宏(49)に不倫が報じられ、作品を降板するといった事態に及んだ。現在も第一線で活躍する古谷だが、不倫の代償は果たして――。