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「月9の『海のはじまり』は初回の平均世帯視聴率が8%でした。さらなる伸びに期待が寄せられています」(テレビ誌ライター)

 

目黒蓮(27)主演で、ヒット作『silent』(フジテレビ系)のチームが再結集した話題作だが、フジテレビは積極的な番宣を展開し、放送開始に備えた。

 

「月9は不振が続いていて、菅田将暉さん主演の『ミステリと言う勿れ』(’22年)以後、全話平均の視聴率が1桁台にとどまっています」(前出・テレビ誌ライター)

 

そんななか、低迷を続ける看板枠を盛り上げるため、来年に向けて人気作の復活が極秘裏に進められているという。

 

「4月クールで、小泉今日子さん主演の『最後から二番目の恋』の続編が放送されると聞いています」(テレビ局関係者)

 

『最後から二番目の恋』は、小泉演じるテレビ局プロデューサー・千明と公務員の和平(中井貴一)との恋を中心に描いた人気ラブコメディ。第1弾は木曜22時の枠で’12年に放送され、平均視聴率は12.4%を記録した。同年11月にスペシャルドラマが、’14年4月に『続・最後から二番目の恋』が放送されている。

 

「ロケは主に鎌倉で行われ、モデルとなったカフェやレストラン、劇中に登場する公園などへ“聖地巡り”をするファンも多数いました」(前出・テレビ局関係者)

 

『続・最後から―』の放送中に開催されたファンミーティングのなかで、小泉はこう語っている。

 

「ある一定のみなさまが最初から見てくれているんだなと実感しているので、支えてくださるみなさまに感謝の気持ちでいっぱい」

 

再放送されるたびSNSで続編を望む声が上がるなど、根強いファンの支持も月9への“昇格”を後押ししたようだ。

 

「小泉さんは’17年の『監獄のお姫さま』(TBS系)以来、民放連ドラの主演がありません。’18年の豊原功補さんとの“不倫宣言”が問題視されたともいわれています」(前出・テレビ局関係者)

 

月9の主演となると、やはり中井と共演した’95年の『まだ恋は始まらない』以来、約30年ぶり。

 

「フジにとって、小泉さんと中井さんはいわば“ゴールデンコンビ”。現状を打開するため、もはや2人にすがるしかないのです」(前出・テレビ局関係者)

 

来年は個人事務所を設立して10年という節目を迎える小泉だが、最近のインタビューで次のように話している。

 

《たぶん60歳になる2026年までやることがほぼ決まってるんで忙しいんですけどね》(’24年6月21日配信「音楽ナタリー」)

 

月9主演は“やること”のうちの一つなのだろうか。小泉のキャスティングについて本誌がフジテレビに問い合わせたところ

 

「制作の詳細に関してはお答えしておりません」(広報宣伝部)

 

との回答があった。

 

前出のテレビ局関係者によると、撮影は来年2月ごろに始まる予定だという。

 

小泉は月9の救世主となるか!?

 

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