「7月に入っても、日本テレビの看板番組『24時間テレビ』のメインパーソナリティが発表されていません。
近年ですと、‘21年5月11日にKing&Prince、‘22年4月23日に二宮和也さん(41)らのジャにのちゃんねる(現よにのちゃんねる)、‘23年4月17日になにわ男子のメインパーソナリティ就任が発表されていました」(テレビ局関係者)
`03年にTOKIOが務めて以降、20年連続で旧ジャニーズ事務所のタレントが24時間テレビのメインパーソナリティを担当してきた。
「‘23年に旧ジャニーズ事務所創業者の性加害問題が大きく報道され、その影響でテレビ各局が“起用の見直し”を行いました。
現在は、旧ジャニーズ事務所が今年4月にSTARTO ENTERTAINMENTとして再出発したこと、またSMILE-UP.社による、性加害被害者への補償業務への取り組みなどを考慮して、各局はスポンサー等と相談しながら番組ごとに起用を決めています。
そのなかでも日本テレビは、7月6日に放送された『THE MUSIC DAY 2024』で櫻井翔さん(42)が総合司会を務めるなど、他局と比べて、STARTO社のタレントの起用には積極的なイメージが強いです。
しかし、今回、子ども食堂支援なども行うチャリティー番組である『24時間テレビ』で、STARTO社のタレントをメインパーソナリティに起用することは適切ではないという最終判断を下したと聞いています」(前出・テレビ局関係者)
日本テレビに、STARTO社のタレントが今年の『24時間テレビ』のメインパーソナリティに起用されないことについて問い合わせたところ、
「番組の制作過程についてはお答えしておりません」
との回答があった。
一方、STARTO社側の“スタンス”とは――。
「‘23年11月、日本テレビの系列局である日本海テレビの幹部社員が同番組への寄付金などを10年にわたり着服していたことが明らかになり、SNS上では批判の声が多数あがりました。
こういったこともあり、STARTO社からしても、今回『24時間テレビ』のメインパーソナリティーにはこだわらない考えに落ち着いたそうです。ただ、レギュラー番組のスタッフとの繋がりなどで『24時間テレビ』の企画に出演を予定しているタレントはいると聞いています。
一方で、フジテレビが局をあげて制作している『FNS 27時間テレビ』にSnow Manの目黒蓮さん(27)や、ラウールさん(21)が出演することはすでに発表されています。2人のほかにも多数のタレントが出演する予定だといいます」(前出・テレビ局関係者)
22年ぶりにSTARTO社のタレントがメインパーソナリティを務めない今年の『24時間テレビ』は、様変わりしたイベントになるのだろうか。