暗殺未遂を受けるも力強く拳を突き出すトランプ氏(写真:共同通信) 画像を見る

「右耳に何かが強く当たった。なんだろうと思った。手を当ててみると血みどろになっていて、銃撃されていると思い、伏せた。シークレットサービスが覆いかぶさってくれた。

 

神が私の味方をしてくれた。もし一瞬頭を動かしていたら、銃弾は直撃していただろう」

 

7月18日(現地時間、以下同)、ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれた共和党大会で、こう語ったのはドナルド・トランプ氏(78)。

 

世界を震撼させた13日の暗殺未遂事件以来、初めて公の場で演説を行った。

 

「演説中のトランプ氏の背後のスクリーンには、血を流した自身の写真が。観客は拍手喝采し、なかには涙を流して演説に聞き入る人たちもいました。

 

13日にペンシルべニア州で演説中に銃撃されるも九死に一生を得ただけでなく、銃撃直後のパフォーマンスにより支持率は急上昇しています。相手陣営も呆然とせざるをえない強運ぶりです」(在米ジャーナリスト)

 

日本でもトランプ氏の強運ぶりには多くの反響があった。元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)は、7月14日にXで、《政治をやったことがある者は、このトランプ氏の強運と迫力に畏怖せざるを得ない》と投稿し、その驚きを伝えていた。

 

凶弾すらも味方につけたかのようなトランプ氏。彼の「最強運」の秘密は一体どこにあるのか。

 

その秘密に何年も前から注目していたのが、日本の風水・家相の第一人者であるDr.コパさん(77)だった。

 

コパさんは、’16年の大統領選でトランプ氏には風水の才覚があると確信したという。そのきっかけはトランプ氏が首都のワシントンの中心地の物件を買い、自分の名前を冠したホテルをオープンさせたことだった(※ホテルは’21年に売却)。

 

トランプ氏のこの戦略について、コパさんが監修を務めた『大統領の風水』(’17年、音羽出版)で次のように綴っていた。

 

《これは風水的には奥義に近い。方角を見て、縁の欲しい場所に不動産を購入し、物件を構える。戦国時代で言えば領土を拡大するために、要所に出城を建てるのと同じだった。

 

ドナルド・トランプ氏はアメリカの大統領になるために「大統領の風水」を行っているに違いないと直感した。(ドナルド・トランプ氏は風水を知らないはず。知らずに風水の理にかなった行動ができる人を大強運の人と呼ぶ)》

 

コパさんによれば、なんとトランプ氏は風水を知らずして、8年前からそれに“心酔”してきたというのだ。

 

また、トランプ氏は1946年6月14日の戌年生まれ。トランプ氏は黒田長政、羽柴秀長、豊臣秀次といった日本の武将と同じく「九紫火星」を本命星としているという。

 

風水的にこの星回りは《吉凶の振れ幅が大きいタイプ》だという。コパさんは、まるで今回の事件を予言していたかのように同書にこう綴っていた。

 

《九紫火星の運気を持つドナルド・トランプ氏はいつでも危険にさらされています。

 

何らかの事件が起きるかもしれないが、強い意志と強運で跳ね返すでしょう。そして、新しいルールや仕組みをつくる偉大なアメリカ合衆国大統領になるだろうと予見できます》

 

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