画像を見る

「すでに大会が開幕してから1週間が経過しても、櫻井さんはパリ入りできていませんでした。スタジオから現地にいる上田晋也さん(54)と中継をつなぎ、番組を進行。8月5日にやっと現地からリポートしました」(テレビ局関係者)

 

7月27日に開幕したパリ五輪。日本人選手のメダルラッシュに沸くなか、パリ入りが遅れたのは、日本テレビ系で五輪メインキャスターを務める櫻井翔(42)。

 

7月にメインキャスター就任が発表された際には、《観客の皆さんの声援、熱狂を感じ、大きな渦の中にいる感覚で取材できるのが楽しみ》と、意気込んでいた。

 

「櫻井さんはアスリートと直接会って話すことを何よりも大切にしていて、競技ごとに自分で資料を作り、勉強していました。

 

国民的アイドルですので、スポーツ選手からの好感度も高く、櫻井さんのインタビューではアスリートの本音が垣間見える瞬間が多々ありました」(前出・テレビ局関係者)

 

スポーツ取材に熱心な櫻井が現地入りできなかった理由とは――。

 

「スケジュールの問題だと聞いています。櫻井さんは放送中のドラマ『笑うマトリョーシカ』(TBS系)に出演しており、五輪開幕時にはまだ撮影が続いていました。

 

これまでの櫻井さんなら、開催期間中にドラマの撮影なんて、ありえませんでしたよ。

 

五輪イヤーにはできるだけレギュラー番組以外の仕事は入れず、その時間を五輪競技の勉強やアスリートへの取材活動に費やすほどでしたから……。

 

しかし’23年にジャニーズ事務所による性加害問題が表面化し、内定していたパリ五輪メインキャスターの仕事がペンディングに。櫻井さん自身も“今回は選ばれない”と思っていたそうです」(映像制作関係者)

 

’24年4月、SMILE-UP.社(旧ジャニーズ事務所)から業務を引き継いだSTARTO社が本格始動した。

 

「“別会社所属”になり、櫻井さんの起用にゴーサインが出ました。

 

しかしそのときには、櫻井さんのドラマ出演が決定していたと聞いています。実は『笑うマトリョーシカ』で扮している政治家は、原作者が櫻井さんをイメージして書いたと公言しており、櫻井さんとしても演じたかったそうです。

 

このため日テレとのスケジュール調整が難航し、五輪の前半期間は東京のスタジオ出演になったといいます」(前出・テレビ局関係者)

 

“パリ入り”が遅れた櫻井だが、これまで積み上げてきた日本テレビからの評価は高かったようだ。前出のテレビ局関係者が明かす。

 

「櫻井さんの過去8大会でキャスターを務めてきた実績から、1日の出演料は100万円ほどだといいます。テレビ朝日で11大会連続メインキャスターを務めている松岡修造さん(56)が1日約80万円ですので、櫻井さんのギャラは最高峰。

 

ただ今回、五輪に専念できていない状況になってしまったことは、本人にも現場スタッフにも痛手でした。次の五輪キャスター就任はさすがにどうなるかわかりません」(前出・テレビ局関係者)

 

正念場を迎えているキャスター櫻井。10回目の五輪はあるのか!?

 

次ページ >【写真あり】7月上旬、『笑うマトリョーシカ』で政治家を演じる櫻井翔

【関連画像】

関連カテゴリー: