KAT-TUNの元メンバー・田口淳之介(39)がプロデュースする東京・渋谷のイケメンカフェ「Junno’s Table」が12月30日をもって閉店することが公式Xで発表された。
同店は今年1月に“田口プロデュース”の地中海料理を提供するレストランとしてオープン。その後8月に営業形態を変え、“イケメンカフェ”として再スタートを切った。店には田口自ら接客も行う日もあり、来店客との写真撮影にも快く応じるなど、サービス精神溢れる営業スタイルがファンの間では人気を博していた。
同店は12月10日にXで《大切なお知らせ》として、閉店を報告。《これまでのご愛顧、本当にありがとうございました。皆さまとの思い出を胸に、新たなステージへと進む所存です。またどこかでお会いできる日を楽しみにしております》と感謝のコメントを投稿した。
8月のオープンからわずか5カ月での“スピード閉店”に、Xではファンから動揺の声があがっている。
《田口のカフェ、行くタイミングを掴めないまま閉店へ……》
《え?イケメンカフェ閉店なの?ワイまだ行ったことないんだよ》
《田口淳之介さんのカフェもう閉店!?》
田口の知人である飲食店経営者は今回の閉店の内情をこう明かす。
「田口さんは『忙しくしていたいから』と経営だけではなく、自ら接客もこなし、他の仕事の合間をぬって、しょっちゅうこのカフェに出勤していました。お店のメニューも真剣に考えて厳しく査定していましたし、雇ったスタッフからも『優しくて頼れる』と慕われていた印象です。お祝いの席で利用したファンの女性客のテーブルまで出向き、自ら書いたメッセージ入りデザートプレートを提供するなどの“神サービス”もあり、『楽しくて美味しい!』とお客様からの評判は上々でした」
しかし、オープンから約3カ月が経った頃に“異変”が現れ始めたという。
「オープン直後は客入りが良く、連日満席でした。ただ、お客様のほとんどは田口さんと直接触れ合うことが目的だったため、彼が不在の日は徐々に空席が目立ち始めていったのだとか。普段使いするタイプのカフェでもないので、3カ月もするとお店はガラガラになり、経営が傾き始めたようです」(前出・飲食店経営者)
田口以外の“イケメン”キャストはネットの募集で集めた一般の男性たちだったという。接客態度は好評だったようだが、やはり元トップアイドルである田口との人気の差は大きかったようで——。
「田口さんは自分が出勤しないときもSNSで《席余裕ありますよ〜》と度々呼びかけるなどの営業努力はしていましたが、集客には繋がらなかったようです。渋谷駅から徒歩5分という好立地で家賃も高いですし、『このままだと赤字続きで閉店せざるを得ないかも……』と、このところずっと頭を抱えていました。結局田口さん以外にエースを張れるようなキャストを育てられなかったことが、最大の敗因でしょう」(前出・飲食店経営者)