今年も残すところあとわずか。年明けから様々な報道が駆け巡ったが、新天地ドジャースに移籍した大谷翔平選手(30)の電撃結婚はビッグニュースの1つだった。
今シーズンは右肘手術の影響で“二刀流”を封印するも、前人未到の「50本塁打-50盗塁」を達成、ナショナルリーグのホームラン王と打点王のタイトルを獲得するなど次々と記録を更新。ワールドシリーズを制覇したチームに大きく貢献し、ナ・リーグMVPを満票で受賞する快挙を成し遂げた。
そんな大谷選手を陰ながら支えてきた妻・真美子夫人にとっても、今年は激動の1年だったことだろう。
さかのぼること大谷選手がインスタグラムで結婚を発表したのは、日本時間2月29日のこと。ポストでは「お相手は日本人女性です」と妻の素性は明かしていなかったが、3月に韓国での開幕戦に向かう直前に“夫婦ショット”を公開したことで真美子夫人だと判明したのだ。
「真美子さんは昨年4月までプロのバスケットボール選手として活動し、富士通レッドウェーブに所属していました。ただ、大谷選手と真美子さんの交際は一度も報じられたことがなく、彼女のチームメイトも結婚することを知らなかったそうです。真美子さんは引退当時、メディアのインタビューで引退する理由を問われ、『うーん、本当に色々あるんですけれど……難しいな……』とコメント。照れながら言葉を詰まらせていたのが印象的でした。大谷選手は結婚に際した会見で『婚約をしたのは去年』と明かしていたので、この時すでに婚約していた可能性も考えられるでしょう」(スポーツ紙記者)
しかし祝福ムードも束の間、開幕戦が始まった直後に大谷選手の専属通訳を務めていた水原一平被告(39)が違法賭博に関与していたことが発覚。球団は水原被告を解雇するなど余波が広がるなか、真美子夫人は傷心の大谷選手を励まし続けたという。
「真美子夫人も相当ショックを受けたそうで、思わず涙を流してしまったようです。大谷選手の“相棒”が突然いなくなり、“米国でひとりで彼をサポートできる自信がない”といった不安を漏らしたこともあったといいます。また、慣れない海外生活を送る真美子さんにとって、水原被告の妻は心の支えでもあったはず。ですが、すぐに“誰よりも悲しいのは翔平さんだ”と思い直し、彼のつらさや今後の不安をどうやったら取り除けるか考えたそうです。水原被告が解雇された直後の試合では、大谷選手のご両親と一緒に観客席から精いっぱい声援を送っていました」(在米ジャーナリスト)
そんな真美子夫人にも強力な“仲間”がいた。それは3月から参加しているドジャースの夫人会だ。
夫人会のインスタグラムでは、集合写真に真美子夫人が登場することもしばしば。徐々に交友関係を広げているようで、ワールドシリーズ中にはムーキー・ベッツ選手の妻・ブリアンナ夫人とフレディ・フリーマン選手の妻・チェルシー夫人と撮影した“MVPトリオショット”も話題を呼んでいた。
錚々たる選手の妻やパートナーが参加する夫人会に加わり、いまや“世界No.1野球選手”の妻として求められることも増えているようだ。
「ドジャースは他のMLB球団と同じく“家族もチームの一員”と考えており、夫人会の結束力も強いといいます。選手が妻やパートナーを伴ってインベントに登場する機会も多く、当然、真美子さんも参加は“必須条件”となっているでしょう。実際に5月の『ブルーダイヤモンド・ガラ』と7月の『レッドカーペットショー』では、ドレスアップした姿で夫妻揃って出席。ワールドシリーズの優勝パレードでも、大谷選手の隣には真美子さんとデコピンの姿がありました。
また、ドジャースは地域の子供たちや困窮者への支援活動に熱心なことでも知られており、夫人会では定期的にチェリティ活動を行っています。オークションでは忙しい選手に代わり、妻やパートナーが出品するそうです。スター選手として社会貢献活動が期待される大谷選手には、真美子さんの助力は欠かせません。きっと夫人会で培った経験や知識をいかして、サポートされていることでしょう」(前出・在米ジャーナリスト)
バスケットボール選手からメジャーリーガー妻への転身。同じアスリートである真美子夫人のサポートは、大谷選手にとって何よりも心強いだろう。
■24年3月、初めて“お披露目”された真美子夫人
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