2024年春、バラエティ番組の収録で休息中の中居正広 画像を見る

「この度、一連の報道により視聴者の皆さまをはじめ、関係者の皆さまに多大なご迷惑、ご心配をおかけしていますこと、および現在までにご説明ができていなかったことについてお詫び申し上げます」

 

1月17日、フジテレビの港浩一社長(72)は都内の同局で急きょ定例社長会見を実施。昨年末に一部で報じられた中居正広(52)の女性とのトラブルを巡り、同局社員の関与が報じられている騒動について謝罪した。

 

「港社長によれば、’23年6月、その女性の様子の変化に社員が気づき、トラブルを把握。当時公表しなかったことについては“当事者2人の場に起きた極めてセンシティブな内容”のため、“極めて秘匿性の高い事案”と判断。“心身の回復とプライバシーの保護を最優先にした”と説明しました。トラブルのきっかけとされる食事会への同社社員の関与については報道を改めて否定したうえで、第三者の弁護士を中心とする調査委員会を新たに設置して、事実関係を調査することを明らかにしたのです」(全国紙記者)

 

中居はこの女性との間のトラブルに約9千万円の解決金を支払って示談したと報じられたが……。

 

「先週末の『週刊ポスト』によれば、この女性は“9千万円も受け取っていない”と話しているとのこと。フジの対応についても憤りを露わにしており、今回の女性トラブル騒動が長期化することは必至です」(前出・全国紙記者)

 

もともと中居は昨年末の女性トラブル報道後、活動再開に向け、火消しに奔走していたという。テレビ局関係者がこう証言する。

 

「年の瀬に中居さんが局にやってきて、人目につかないタレントクロークで騒動についての説明や今後の善後策について上層部と話し合いがもたれたそうです。当時は相手方と示談が成立していることから新年から引き続き番組出演が予定されていました。

 

しかし年が明けてもトラブルに関する報道が続き、世論の反応が悪化。番組スポンサーも難色を示すこととなり、各局は協議の末、次々と中居さんの番組出演を見合わせることに……。想定外の事態に中居さんは急いで謝罪コメントを発表しましたが、結果的に火に油を注ぐことになってしまったのです」

 

“すでに問題は解決している”という中居の謝罪コメントにあった《示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》との一文。これが物議を醸すこととなった。

 

「あえてあの一文を入れたのはCM等の違約金対策とみられています。中居さんのCM出演料は年間契約で8千万円ほど。一般的に契約期間中に不祥事を起こせば違約金が発生します。しかし今回の騒動は法的には問題なく、CMの差し替えや降板はスポンサーサイドが独自に判断しています。中居さんとしては“仕事に支障がない”と主張することで、莫大な違約金の回避、あるいは最小限の違約金で済ませるために弁護士と熟考した一文だったと思われます」(広告代理店関係者)

 

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