3月30日21時から放送されるテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『晴れたらいいね』のトークイベントが行われ、主演の永野芽郁(25)と芳根京子(28)が登壇した。
この作品で初共演という2人はお互いの印象を聞かれ、「きょんちゃんは何事にも真摯に取り組む姿勢がかっこいいし、本当にケタケタと笑って現場を明るくしてくれる可愛いらしい面も併せ持っていて、大好きになりました」と永野が言えば、芳根も「めいちゃんは本当に頼りがいがあるしずっとお姉さんだと思っていました。ポジティブなパワーを持っていて、共感力も抜群。食事に行ったとき、私が悩みを打ち明けているうちに泣いてしまったら、めいちゃんも一緒に泣いてくれて、優しさの塊のような人でもあるんです。めいちゃんに出会えたことがとってもうれしくて幸せです」とべた褒め。イベント中は終始2人で目を合わせてキャッキャッと笑い合った。
「以心伝心クイズ」では、正解するとテレビ東京のキャラクター・ナナナグッズがもらえると聞いてテンションが上がった2人。めちゃくちゃ真剣に考えた結果、「撮影中に一番過酷だったシーン」を「海のシーンが寒くて大変だった」とお互いにピタリと当てて「わー、うれしい」と揃って大喜びする場面も。素顔のピュアな部分をのぞかせていた瞬間だった。
ドラマの原作は、自身も看護師である藤岡洋子の人気小説『晴れたらいいね』(光文社)、脚本は数々の名作を生み出してきた岡田恵和が担当。仕事への活力を失った看護師・高橋紗穂(永野)が、ある日突然1945年のフィリピンへタイムスリップ。そこは死と隣り合わせの過酷な戦場だったが、DREAMS COME TRUEの『晴れたらいいね』を歌いながら、前向きに強く生き抜こうとする人たちの姿があった。芳根は戦場で働く看護師の藤原美津を演じている。
視聴者へのメッセージとして「ドラマのタイトルでもありますが、『晴れたらいいね』の歌に私も撮影現場の大変さから救われました。登場人物がみんな逞しく生きている姿にも感銘を受けました。みなさんの心にもきっと響くものがあると思います。」と永野が熱く語ると「苦しいシーンが多いですが、明るいシーンもあるので小さな幸せを感じてもらえたらうれしいです」と芳根もアピール。イベントが終了すると2人揃って「一緒に帰りま~す」とクイズでゲットしたナナナグッズを持って満面の笑顔で会場をあとにした。

原作は藤岡陽子さんの名作『晴れたらいいね』
現代の看護師・高橋紗穂は、夜勤中に地震に遭い気を失った。目が覚めるとそこは1944年のフィリピン・マニラ。第二次世界大戦中の従軍看護婦・雪野サエとしてタイムスリップしてしまったのだ。激しい戦禍に巻き込まれながら、未来への希望を失わず仲間たちと懸命に生きようとするサエの姿に、感涙必至の傑作!
https://books.kobunsha.com/book/b10127580.html