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自民党と野党各党の間で、“政権与党”をめぐる駆け引きが激しさを増している。自民党・高市早苗新総裁(64)は公明党の連立政権離脱を受け、国民民主党や立憲民主党のトップらと相次いで会談。15日には日本維新の会・吉村洋文代表(50)とも会談を行っていた。

 

いっぽう、野党側も15日に国民民主党・玉木雄一郎代表(56)、立憲民主党・野田佳彦代表(68)、日本維新の会・藤田文武共同代表(44)が首班指名の一本化に向け話し合いを行ったが、“不発”に終わった。

 

煮え切らない状況のなか、立憲民主党は悲願の“政権奪取”に向けて画策しているのだが、安住淳幹事長(63)の発言が物議を醸していて……。

 

「14日に行われた会見で、安住氏は記者からの質問に答える際、玉木氏を『玉木』と呼び捨てに。さらに安住氏が同日配信したメルマガでは《そうだ、今日から玉木くんを弟のように可愛がろうと思う》と記しており、その態度は問題視されていました。

 

安住氏としては政権を取るために、玉木氏を何としても“担ぎ出したい”との思いがあってこその発言かもしれませんが、いくら年齢や当選回数が上だったからといって、他党の党首を“呼び捨て”や“弟”と例えるのはいかがなものかと……」(全国紙政治部記者)

 

この“弟呼び”に関しては、ネットニュースのコメント欄やSNSでも批判で溢れている。

 

《“今日から玉木くんを弟のように可愛がろうと思う。” ってかなり上から目線だな。》
《ツッコミどころだらけだけど、弟て笑 他党の党首に言うには失礼すぎるわ 言い訳出来ないくらい下に見てますって感じ》
《玉木さんを舐めまくってる。弟だの可愛がるだの偉そうに》
《玉木代表を「弟のように可愛がる」なんて、完全に勘違いも甚だしい。上から目線で恩着せがましく語るあたり、まるで昭和の権威主義そのもの。》
(すべて原文ママ)

 

この“上から目線”発言は今回に限った話ではない。前出の政治部記者は、「今までも安住氏の態度や発言が問題となっています」と語る。

 

「’20年には衆院予算委員会の質疑内容を伝えた新聞各紙のコピーに、安住氏が“すばらしい!”“くず0点”“論外”など独自の採点をして寸評を書き加え、国会内の控室ドアに張り出し、“言論弾圧ではないか”と、記者を騒然とさせた過去があります。

 

また同年、立憲民主党が組んでいた統一会派“立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム”の名称をめぐる失礼発言も。他党の分裂による消滅や会派離脱の際、“ものすごい長い名前だったが、まもなく党が一つ消えれば、いよいよ本格的に我が党の時代が来る”といった趣旨の発言をし、他議員から批判されたこともありました」(前出・全国紙政治部記者)

 

長年の“クセ”は、そう簡単に抜けないといったところか。

 

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出典元:

WEB女性自身

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