《本日お誕生日を迎えて家族に2年分たっぷり祝ってもらいました!体調を心配してくださる方がいらっしゃいますが私は元気です ありがとうございます 休む暇もなく12月末まで駆け抜ける予定です》
11月28日、Instagramにこう綴ったのはPR会社「merchu」の代表取締役を務める折田楓氏だ。折田氏は、’24年11月の兵庫県知事選挙で失職後の“出直し選挙”に挑み再選した斎藤元彦知事(48)とともに、選挙期間のSNS運用に関して公職選挙法違反の疑いで刑事告発されていた。
「県知事選の投開票後、折田氏は選挙活動を巡り、自身のnoteで斎藤知事の《広報全般を任せていただいていた》とした上で、プロフィール写真の撮影、キャッチコピーの一新、SNSアカウントの立ち上げ・運用などを手がけたと明かしました。
さらに斎藤知事がmerchuに対し、『公約スライド制作』『チラシデザイン』などの名目で合計71万を支払っていたが、merchuがSNS運用を主体的に行っていたとすれば、選挙運動における買収・被買収を禁じる公職選挙法に違反する可能性があるとして批判が噴出することに。そして同年12月、弁護士の郷原信郎氏と神戸学院大学の上脇博之教授が、斎藤知事と折田氏を刑事告発しました」(全国紙社会部記者)
しかし11月12日、神戸地検は斎藤知事と折田氏をいずれも嫌疑不十分として不起訴とした。これを受け折田氏は同日、Instagramで《昨年から続いております兵庫県知事選挙に関する件について、神戸地検より不起訴の判断が示されたことを確認いたしました》と投稿。
続けて、《不正な対価の授受はもちろんのこと、いかなる不正行為の事実も断じてございませんが、私の発信により誤解を招いてしまったことを深く反省しております》と謝罪し、《今回の経験を通じて、自らの言葉の重みと責任を改めて痛感しました》と心情を吐露した。
また、《一連の厳しい状況の中であっても、私を信じて温かい言葉や励ましを寄せてくださった方々がいらっしゃいました》と明かし、さらに疑惑が持たれている間も目の前の仕事に集中してきたといい、こう結んだ。
《本件を重く受け止め、この経験から学び、人としても経営者としても成長し続けることで、信頼を回復してまいります。どんな状況でも謙虚な気持ちと感謝を忘れず、誠実に歩みを進めてまいります》
