(撮影:加治屋誠) 画像を見る

8人の就活生が、大手広告代理店の採用試験として課された“宣伝ゲーム”に挑む。そんな画期的な設定と先の読めないスリリングな展開が話題のドラマ『プロパガンダゲーム』。W主演を務めるのは山下幸輝(24)と松本怜生(25)という、人気実力ともに若手随一の俳優。彼らは本作で約2年ぶりの共演となるが、改めてお互いの印象は?

 

松本:幸輝は、前より男らしくなった気がする。さらにカッコよくなったよね。ふだん、グループのリーダーを務めているから、その雰囲気がにじみ出てるのかも。

 

山下:怜生くんはいい意味でぜんぜん変わってないよね。いつも自然体だけど、いるだけで周りをふわっと明るい雰囲気にしてくれて。今回は同じ主演っていう立場だから、現場でも助かってます。

 

楽しそうに話す2人だが、劇中では違うチームで戦うライバル同士。山下演じる今井貴也はバックパッカー経験のある社交的な青年、松本演じる後藤正志は大物政治家を父に持つ頭脳派のエリートと、キャラクターも対照的だ。

 

松本:後藤は、ふだんの僕とはまったく違います。彼みたいに論理的には話せないし、理屈っぽいのは正直苦手で(笑)。僕は、感情で動いてしまうほうですね。

 

山下:たしかに、怜生くんは後藤と違って柔軟なタイプだよね。

 

松本:幸輝も、今井役は似合ってるけど、ふだんとは違う雰囲気だよね。

 

山下:そうなんだよ。僕、明るい役をやらせてもらうことが多いんだけど、本当は根暗だから(笑)

 

松本:幸輝が後藤みたいな役をやるのも、いつか見てみたいな!

 

本作は、テンポのいい掛け合いやスピード感のある展開も見どころのひとつ。そのため、登場人物たちのセリフ量は膨大だ。

 

山下:覚えるのが本当に大変で。専門用語もたくさん出てくるし、とにかく何度も読み込んで自分の体に落とし込みました。

 

松本:流暢に話さないといけないけど、機械的になるのはダメだし。いかに自分の言葉として自然に言えるかを追求しました。でも僕、最終日に思いっきりかみましたけどね(笑)

 

山下:おかげで僕も肩の力が抜けて助かったよ(笑)

 

終始、なごやかな空気で仲のよさがうかがえる2人。だからこそ知っているお互いの魅力や相手に負けないところは?

 

山下:怜生くんの自然体な雰囲気に憧れます。いつも周りを笑顔にしてくれて、僕もこんな人になれたらいいなって思う。でも、動きの俊敏さでは負けない!

 

松本:僕も運動神経はいいけど、ダンスでは確実に負けるね(笑)。幸輝は声が本当に素敵。どんな役にも合うし、その声で芝居できるのがうらやましい! 負けないところは……ないかも(笑)。

 

山下:そんなことないでしょ(笑)

 

松本:あ、スイッチの切り替えは僕のほうが早い! サッと次の行動に移れるというか。

 

山下:たしかに、僕はSNSで動画を見だすと止まらないから(笑)

 

松本:これからも、そこだけは負けないように頑張ります(笑)

 

【INFORMATION】

ドラマイズム『プロパガンダゲーム』

(MBSにて毎週火曜深夜0:59~、TBS系にて毎週火曜深夜1:28~)

大手広告代理店「電央堂」の最終選考の課題は、仮想国家の世論を戦争に導けるかどうかの“宣伝ゲーム”。就活生8人は、政府チームとレジスタンスチームに分かれ、熾烈な頭脳戦を繰り広げる。

 

画像ページ >【撮り下ろし写真あり】『プロパガンダゲーム』で違うチームで戦うライバルを演じる山下幸輝と松本怜生(他2枚)

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