都内で開かれていた「第57回現代女流書展」を鑑賞された愛子さま(写真:JMPA・2026年3月2日) 画像を見る

独創的な筆運びや構図の作品を前に、愛子さまは身を乗り出されながら、一つ一つの書画を丁寧にご覧になっている。3月2日、都内で開かれていた第57回現代女流書展を鑑賞された。皇后や女性皇族方がご覧になることが多い同展に、愛子さまは初めて足を運ばれた。皇室担当記者は振り返る。

 

「123人もの女流書家による漢字や仮名、篆刻をはじめとする作品が展示され、じっくりとご覧になっていました」

 

新年恒例の歌会始の儀で、書をしたためることもある愛子さま。感慨深そうに、

 

「書を勉強しなければ」

 

とお話しになっていたという。

 

そんな愛子さまが、いっそう学びを深められたいとお考えになっていることは、両陛下とまもなく足を運ばれる東北の“被災地の現実”だろう。天皇ご一家は3月25日から26日にかけて、岩手県と宮城県を訪問される。宮内庁関係者はこう言う。

 

「天皇ご一家は、東日本大震災から15年の節目に合わせ、あらためて被災地で犠牲者を追悼されます。また被災や復興の経験を伝える施設などを訪れ、人々の声にも耳を傾けられます。岩手県は大槌町と大船渡市、宮城県は南三陸町や石巻市を訪問されるご予定です。

 

被災の記憶を風化させず、次世代へ継承する……両陛下が愛子さまを伴われることには、“皇室は今後も震災で傷ついた人々へ寄り添う”というメッセージが込められているとも思いました。

 

訪問に先立つご準備として、専門家を御所に招き、復興の現状や人々が直面する課題について、お三方でご進講などといった形で説明を受けられると伺っています。さっそく12日には、復興庁の山野謙事務次官によるご進講が予定されています」

 

そして愛子さまは、御所だけではなく、ご勤務先である日本赤十字社(以下、日赤)でも、被災地での救護に尽力した職員らの経験に接する場に臨まれていたのだ。

 

日赤は3月3日、東日本大震災以降に入社した職員を中心に、被災地で活動した日赤のスタッフらによるセミナーを本社で開催した。前出の皇室担当記者は続ける。

 

「医療や災害救護、献血、ボランティア、国際人道支援……日赤職員は日々、“命を守る”という活動にあらゆる形で関わっています。あの震災での壮絶な救護活動に携わった職員らの知見や教訓を、若手や中堅職員にも生かしてほしいという目的のもとに開かれたそうです。

 

セミナーはオンラインでも配信され、今後はアーカイブ視聴も予定されています。愛子さまは会場にはいらっしゃらなかったのですが、別の場所でセミナーをご覧になっていたと聞いています。これまで愛子さまは、どのようなお務めにも徹底的に“予習”されて臨まれてきました。震災時、最前線で奮闘した先輩方のお話は、何としても聞いておきたいとお考えでいらしたはずです」

 

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