「やはり、子どものころから“活字中毒”だったので……」
3月25日、三笠宮家の彬子さまが、東京都内で開かれていた『マンガ 赤と青のガウン』刊行記念イベントに出席された。文芸評論家の三宅香帆さんから、原作となった彬子さまのエッセイ『赤と青のガウン オックスフォード留学記』(PHP文庫)の執筆にあたって、どうやって文章を学ばれてきたのかを問われ、冒頭のように明かされた。
「常に何かしら読んでいないと落ち着かず、ペットボトルのラベルを読むこともあるそうです。マンガに関しても、毎日読まれているとお話しになっていました。
ちなみにこの『マンガ 赤と青のガウン』に収録された特別エッセイにも、《私は365日何かしらの漫画を読んでいる》《思考がわりと男性的だと言われるので、少年漫画の方が肌に合うのかもしれない》とつづられています」(皇室担当記者)
また、どんなジャンルの本を読むのかを聞かれ、「時代小説です。現代小説は苦手で、読めないです」とお答えになった彬子さまは、その理由を次のように明かされた。
「現代の小説は、全部作られたお話じゃないですか。私は史学科の出身なので、事実だけを勉強して、そこから新しいことを考える。証拠がなければ、語ることができないのです。
歴史は勝者によって書き残されてきたものです。また当時の人たちがどういう気持ちで事件に至ったかはわかりません。例えば壬申の乱も、大海人皇子(天智天皇の弟、後の天武天皇)からすれば“正義の戦い”ですけれど、大友皇子(天智天皇の第一王子)からしたらただのクーデターと捉えることができるわけです。
作家の方々は、関わった人たちの思いを想像されて書いていらっしゃって、『もしかしたらそうかもしれない』と想像するとワクワクするので、つい時代小説を手に取ってしまいます」
皇位継承をめぐる古代日本最大の内乱を例に挙げ、時代小説への愛情を熱くお話しになっていた彬子さま。歴史学者としての一面のほか、日本の伝統文化を未来に残す活動を行う一般社団法人「心游舎」の総裁としても活動されているだけに、日ごろの読書習慣にも、日本の歴史への思いが滲んでいた――。
画像ページ >【写真あり】姉の彬子さまとは目を合わせようとされない瑶子さま(他1枚)
