「俳優の草彅剛を近くで感じられたのがうれしかったですし、香取慎吾の絵画の世界の中に迷いこんだような楽しい作品になっていると思います」
と語るのは稲垣吾郎。稲垣、草彅剛、香取慎吾の3人が出演する映画『バナ穴 BANA_ANA』がいよいよ公開。8年前に新しい地図として活動をスタートした3人の最初の映画『クソ野郎と美しき世界』の第2弾となっているが、その不思議な世界観が注目されている。よくわからない、でも何だかグッとくる「わからないムービー」だという。
「僕は草彅さんと一緒のシーンが多くて、その部分はロードムービーのようなものになりましたが、オフの状態、プライベートな3人に近いものがあると思います。特に草彅、香取の2人はふだんの彼らに近いのかなと。彼らが30年以上やっているラジオ『ShinTsuyo POWER SPLASH』を聴いているような感じがあって面白いですよ」
稲垣は魚売りからバックダンサー、家庭教師までさまざまな職業を演じた。
「僕のパブリックイメージで設定されていると思うのですが、魚売りってなんだろう、あの格好をさせたかったのかな。珍しいですもんねあの作業着姿って。2人より謎めいてますね」
ラブめいたものがあるのも稲垣だけ。
「あのシーン、カメラが寄っていないんですよね。全身を撮っていたので演じるのはちょっと難しかったんです。やはりアップで指先とか撮ってほしかったな、なんて思いました(笑)」
ロケ地は天草。都内との行き来に時間がかかったが、十分楽しめたという。
「海産物がとてもおいしかったんです。お気に入りのおすし屋さんを見つけて3回通いました。最後は草彅さんが発見したもつ鍋屋さんに連れていってもらって、3人で食べました。景色も楽園のようで映画の雰囲気にピッタリでしたね」
新しい地図として活動を始めて、今年の9月で10年目に入る。稲垣は舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』やカウントダウン番組のMC、情報番組のナレーション、飲食店「BISTROJ_O」のディレクションなど、多方面にわたって活躍している。
「あっという間でした、おかげさまで仕事にも恵まれて、出会いもあり、いろいろなことをやらせていただいています。本当にいい10年だったな、って思いますね。今では3人とも10年前と変わらない活躍、活動量をこなしていて、それはすごくうれしいことだし、2人の活躍に僕も刺激を受けます。すごくいい関係性だと思っています」
充実した日々を送っているなか、プライベートでの新しい出会いはどんなものがあったのだろうか。
「猫の存在が大きいですかね。3匹迎えてから4年近くになりますが子供のようにかわいいです。父性が芽生えました(笑)。植物を愛でたり、料理をしたり、幸せな時間が多いです。仕事をしているときも幸せですし」
【INFORMATION】
映画『バナ穴 BANA_ANA』
新しい地図の3人が実名で登場するが、本人なのか役柄なのか映画なのかドキュメンタリーなのか? 予測不可能な「わからないエンターテインメント」に。ラストはキュンとなる展開も!?(公開中)
ヘアメーク:金田順子
スタイリング:黒沢彰乃
画像ページ >【撮り下ろし写真あり】稲垣吾郎「本当にいい10年だったな」(他3枚)
