(写真:共同通信) 画像を見る

「人が刺された。ガソリンをまいている。火事になっている」

 

9月5日夜、岐阜県本巣市宗慶のケーキ店「さんらいず」で火災が発生し、5人が死傷した放火殺人事件。火は通報から約3時間後に消し止められたものの、焼け跡から自営業・福田達哉さん(66)とパート・堀部真由美さん(65)の遺体が発見された。

 

さらに、駐車場の車内で見つかった瑞穂市の会社役員・林寛至さん(70)も搬送先の病院で死亡が確認。11日には、病院に搬送されていた店の女性オーナー・曽野さとみさん(66)の死亡が新たに明らかに。また現在、男性(65)が重いやけどで入院していることが明らかになっている。

 

現地で取材するジャーナリストが、いまだ容疑者が公表されていない事件の裏側を明かす。

 

「いまのところ県警が重要参考人として捜査の対象にしているのが、亡くなられた林さんです。当時、店では店主の曽野さんと中学時代の同級生ら9人による集まりが開かれていましたが、林さんはこの集まりに招かれていないにも関わらず店を訪れ、いったん店を離れた後、再び来店し、その後に火災が起きていたことが取材で判明しています。

 

県警は事件後すぐ、林さん宅を家宅捜索しています。自宅はケーキ店から車で約4分という近所にあり、周囲を塀で囲まれ、広い中庭もある、この辺りではちょっとした豪邸です」

 

林さんは葬祭業の会社を経営しながら、自治会長を務めるなど、地元では顔の広い人物として知られ、悪い評判も聞かれなかったという。

 

「若い頃は浄化槽の管理・清掃など廃棄物処理の仕事をしており、数十年前、台風が地元に大きな被害をもたらした際には、同業者らでつくる組合がバキュームカーやゴミ収集車を集め、救援活動を展開しました。そのとき林さんは支部長として陣頭指揮を執っていました。経営と社会貢献を両立できるやり手の経営者だったようです」(前出・現地ジャーナリスト)

 

一方で、林さんには“もうひとつの顔”があったという。

 

晩年になると宗教への関心を深め、会社の所在地を本拠地として宗教法人を設立。自らも僧侶となり、人形供養や遺品供養などを行っていたという。

 

「僧侶仲間と釈迦の生誕地であるネパールのルンビニに大数珠を奉納したり、鳴門海峡で船の上から祈祷したりもしていました。林さんは“岐阜から世界平和を祈る”という強い意志を抱いていたそうです」(前出・現地ジャーナリスト)

 

その活動を通じて親交のあった知人のうちに、ある有名タレントがいたという。

 

「25年以上前、岐阜県内の霊峰で僧侶仲間が荒行をした際、登山や滝行をともにした縁でタレントのデヴィ夫人(86)と知り合ったそうです。今年1月に帝国ホテルで会食を共にした様子が、夫人のFacebookに投稿されています。

 

また今年2月、林さんの長男の結婚式が名古屋であった際にも夫人は出席。SNSで《私は新郎の父“林寛至”さんの長年の友人として出席致しました》と報告し、林さんと一緒に写ったツーショット写真も公開されていました。しかし、現在はこの投稿は削除されているようです」(全国紙社会部記者)

 

本誌はデヴィ夫人に林さんとの関係について取材したが、期限までに回答はなかった。発生から1週間以上が過ぎたが、この事件の全貌は未だに明らかになっていない。

 

「亡くなった福田さんと堀部さん、曽野さんの死因は、それぞれ刺し傷による失血と急性一酸化炭素中、やけどを負ったことによる熱傷性ショックとの発表がなされています。林さんは地域では顔の広い、頼られる経営者という印象が強かった。それだけに今回の事件を聞いて驚いている人は多いようです」(前出・全国紙社会部記者)

 

林さんにいったい何があったのか。5人が死傷した事件の全容解明が待たれている。

 

画像ページ >【写真あり】亡くなった林寛至さんと親交があった“超大物芸能人”(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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