SNSやYouTubeでがん闘病中の日々の暮らしや心境を発信してきた永島龍さんが、9月10日に亡くなったことが分かった。28歳だった。
15日に永島さんのインスタグラムで訃報が公表され、家族から次のメッセージが寄せられた。
《これまで病気と向き合いながら家族との時間を大切にし そしてたくさんの方に「生きること」や「家族の大切さ」を伝え続けてきました。ここまで頑張ることができたのは、皆さまからいただいた温かい言葉や応援があったからこそです》
その上で《最後まで彼らしく、精一杯生き抜きました》とつづり、感謝の言葉で締めくくられていた。
「永島さんは26歳だった’25年2月に小腸がんのステージⅣと診断され、“余命7カ月”と告げられたといいます。当時、彼の妻が第1子を妊娠中だったこともあり、永島さんは大きなショックを受けたことを明かしていました。ですが、自身の経験が“誰かの勇気に変わるかもしれない”との思いから、SNSやYouTubeで闘病生活を発信することを決断。毎日更新を続けていくうちにフォロワーも増え、永島さんを応援する輪が広がりました」(WEBメディア記者)
’25年4月には待望の長男が誕生し、“新米パパ”になった決意をXでこうつづっていた永島さん。
《息子が 生まれたことによって “生きたい” がさらに強くなった。息子をずっと見つめてると ふとした瞬間に笑顔になることがある。その笑顔を見ると “生きててよかった” と涙がこぼれそうになる。必ず生きて 奥さんと息子と最高の家族に》(’25年5月5日)
病を抱えながらも前向きに発信を続ける懸命な姿は、メディアでも取り上げられるように。’25年8月放送の『24時間テレビ48』(日本テレビ系)や今年1月放送のドキュメンタリー番組『生きるを伝える』(テレビ東京系)でも特集され、永島さんが命と向き合いながら一日一日を大切に生きる様子が紹介されていた。
そんな永島さんは、亡くなる2日前の9月8日にも自身の病状を動画で伝えていた。
YouTubeとTikTokに投稿された1分ほどのショート動画で、「今日はとにかく体が、なんかだるすぎて、ずっと寝込む毎日になっていました」と切り出した永島さん。呼吸の苦しさをうかがわせる様子で、「いまもけっこう呼吸はしづらくて、落ち着いたりとか、落ち着かなかったりとかしています」とコメント。
「比較的体は動くんですけど、なんかパッとしない感じです」と述べ、「一日中、家にいることが多くて、いまはけっこう介助をしてもらっている生活がちょっとずつ続いてきています」と説明していた。また、鼻から挿入された管についても「早くとれるといいなって思っています」と語り、「ゆっくり頑張って生活していきたいと思います」と前向きな姿勢を見せていた。
満身創痍ながらも、カメラに向かって優しい笑顔を見せていた永島さん。この投稿からわずか2日後に届いた訃報に、動画のコメント欄では次のように追悼する声が寄せられている。
《龍さん…本当に良く頑張られましたね。残念でなりません。ご冥福をお祈り致します》
《最後まで強さと勇気を頂きました。本当にありがとうございました。天国からご家族を見守ってくださいね 心よりご冥福をお祈りいたします》
《ずっと前向きに頑張っていた龍さんが忘れられません。涙があふれてとまりません。ゆっくり休んで下さい 心からご冥福をお祈り致します》
『24時間テレビ』で永島さんにインタビューした俳優・志尊淳(31)も、15日にインスタグラムのストーリーズを更新。《龍くん。龍くんの頑張る姿に、言葉に、笑顔に何回も背中を押されました》とつづり、《どんな時も前を向き続ける姿に、心配になる時もあったけど それでも戦い続ける龍くんが残したもの、忘れません。本当に本当にありがとう。天国でゆっくり休んでね》と悼んだ。
最後まで家族を思い、前を向き続けた永島さん。その姿は、これからも多くの人々の心に残り続けることだろう。
